糸魚川フライングクラブ ノリのブログ

ラジコン飛行機検定への道のり(序章)(仮)

マツダKX-112B

2021年05月18日 | ショアジギング(釣り)

  あまりの安さにポチリました

  半波整流管 KX-112B

  三極管のUX-112Aからグリッドを取り去ったもので

  のどかな時代ですねぇ。




  1935年頃の製品

  Ef 5V  If 0.5A  Ipmax 30mA

  並4などの整流管で、ラジオの補修以外には需要がないのでしょう。

  KXの由来は以前わたしの解釈でご説明したとおりです。


  自作のラジオがありますので消費電流を確認して今晩挿してみましょう、

  90年前の球は生きているのでしょうか。




  測定でもエミッションは十分で元気です




  中学生時代にごみ箱から拾ってきた部品で組んだ5球スーパー

  間延びしたシャーシが嫌いでコンパクトにまとめたものです。






(油圧や電動工具なんか持っていない中学生が厚みのあるアルミシャーシに穴を明けました、
  真空管を抜いてクリーニングしましたが綺麗に正確な穴が明いています。今なら いたしません)
  スペース上バリコン、平滑コンデンサ、出力トランスをシャーシに内装。良く出来ています

  KX-112は正常動作。ラジオも十何年ぶりに電源を入れましたがちゃんと鳴っています。

  受験で良くこれで深夜ラジオを聞きました。

  糸魚川に中継所がなく、北陸放送とか夜はDXで1240ニッポン放送のオールナイトニッポンを

  直接受けていましたね。


  λ/300 なんて関係なくてリード線を1mもつなげば今では立派に受信しますが、昔は長いアンテナとアースを

  しっかり取って遠距離放送と雑音の闘いでした。

  そういえば高1中2の受信機  高校1年と中学2年ではなくて、高周波1段 中間周波2段増幅の略称ですが

  キットが出ていて憧れましたねぇ~  たしか1万円以上していた

  大小のバーニアダイアルとSメータがカッコ良くて高嶺の花だったことを思い出します。

コメント
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