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たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

子檀嶺岳(1223)青木村に聳える信仰の山

2018年07月05日 | 登山
こう暑くては避暑を兼ねて山と温泉を兼ねたミニトラベルでも

しない事には身が持ちません

今回は台風と睨めっこをしながらの前々から気になっていた子檀嶺岳(こまゆみだけ)

温泉は信州の鎌倉・別所温泉に決めました


登山コースは3つ有りますが私達が選んだのは田沢嶺浦コース

林道ゲートの手前に駐車し暫くは林道をジグザグに登り、取りつき点を目指します


   

この時期は花も少なく面白味に書けた林道です

ウツボグサに止まった豹紋蝶が一時、興奮を与えてくれるだけでした



   

漸く山道らしくなりますと急斜面は思いのほかハードで

板状の子檀嶺岳は狭い稜線の両側は深く谷に落ちお仕着せの様なビニール紐が

張られてはいましたが何の用もなさない物でした

別登山口からの道と合流すれば山頂も間近でしたが、急登は容赦なく続き

全身、汗まみれ、時折り吹く風の何と気持ち良かった事か




疲れた~

でも風が爽やか~






山頂を飾る花は盛りを過ぎたタツナミソウと泡の様なクリーム色の花の群生

ヤマアジサイ、そして、たった一株のホタルブクロのみでした

疲れからか食欲も湧かず暫く松が影を作る石にベッタリ坐り

ボーっとしながら展望に目を向けて気持ちを静めます


今日のお弁当(朝が早かったので炒め物とチョリソーと漬物、おにぎり)

何よりも美味しかったのは冷たく冷やした麦茶でした




気持ちが落ち着いた所で展望にカメラを向けます

切れたった山頂からは足元に塩田平が広がり

右奥に信州の妙義山と言われる独鈷山が見えています

この山に登ったのは何時だったか、アルバムを見ないと思い出せないほど昔になりました

   

直ぐ目の前に見える山は夫神岳でしょうか

この山も何れ登ってみたいと思っております


山頂に林立するアンテナで、この山が美ヶ原で有る事は明確ですね


浅間山も雲を被ってはいるものの貫録を見せつけております

アルプスが望めなかったのは残念でしたが

広々と開けた景色は気持ちをスカッとさせてくれました




空にお行儀よく整列した夏の雲を眺め、しばしの時を過ごしたあと

少し前に別の登山口から登って来た登山者に「お先に」と挨拶をし

私達は頂を辞したのでした

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