たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

国宝・大福寺の三重塔と羅漢さん

2018年07月07日 | 登山
続く




子檀嶺岳登山後、同村に建つ三重塔に立ち寄ります

三重塔は余りの美しさに旅人が何度も振り返ったと言う事から

「見返りの塔」という別名で親しまれているそうです




桂一本造りの十一面観音(171㎝)を安置する観音堂(重文)

今、扉は固く閉ざされ御姿を拝する事はできません




三重塔はこの堂の脇から石段を詰めた小高い場所に在ります

高さ18・56m  建立は鎌倉時代末期(1333年)

装飾は全く無い簡素な造りで有りながら美しさと重量感が感じられるのは

初重が特に大きく安定感が有るからなのでしょう

この造りは日本では奈良の興福寺とこの塔だけだそうです

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境内には夥しい数の羅漢さんが並んでおりました

羅漢さんはお釈迦様の教えである仏教を広めた人達ですよね

「阿々大笑い」思い切り笑え・腹の底から笑え・本気で笑え・笑って笑って笑い抜け

笑えば無心になる・笑えばすべて明るくなる・笑えば生きる力が湧いて来る

『石に刻まれていた言葉です』

   

「あーもうやだ、やだやだや

「何を言われようと我々は仏の子、怒っちゃいかんのよ」


「これぞ正に金杯、アリガタヤ~」

   

「コリャ!なにメソメソしちょる。人間たまには失敗も有るさ

見てみい、タカというオナゴは年中、失敗しちょるが平気の平左ぞ!

夢を持て、すれば未来も開かれる」




「なに、ヒソヒソと」

「この世界にも大きな声で言えない事も有るのさ」


「坊や良い子だねんねしな~」

「オイラ、モンキーでござるが・・・ばっちゃん、大丈夫かなぁ??」


“笑う門には福来たる~”  ん? これ誰のセリフだったっけ


「♪ 今日の~仕事は辛かった~」


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