

手筒花火は館林藩主・榊原氏の発祥地であった徳川家ゆかりの三河地方に伝わる
勇壮な花火です
1mの筒を抱え火の粉を全身で浴び、轟音響く中、高温に耐え
燃え尽きるのをジッと待つその姿は「よっ!日本一」と掛け声を発したくなりますね



天に向かって吹き上げる火柱は10数m
燃え尽きた後の筒の底が抜けて光が舞いあがる瞬間も凄い
会場中にズドンと言う衝撃音が響き渡り
私は思わずカメラを落しそうになってしまいました

座頭市が炎を背に・・・
これは次の手筒を設置する前に散らばった火の粉を箒でかき集めている所です






次は二つ同時に放揚
横に寝かせた筒に点火し火柱がグーンと伸びた所で徐々に垂直へと立ち上げる
この過程も中々の見せ場、緊張が走る瞬間です





全員が小さい筒を手に四方八方に散り会場に火花を散らします

そして三筒の放揚
会場に響く轟音も一層、高くなり観客席は興奮の渦に包まれました



以上を何度か繰り返し最後は大小の手筒花火の一斉放揚です



迫力満点、壮大なスケールです
持ち手も観客も熱く燃えた1時間強の手筒花火は盛大の内に幕を閉じました

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