たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

館林・手筒花火を前に(モスリン会館・田山花袋旧宅・打ち上げ花火)

2018年07月25日 | 年中行事



明治期、館林城二の丸跡に建てられた旧上毛モスリン会館事務所に足を向けました

日本毛織・中島飛行機・神戸生絲等々と共に近代史を飾る貴重な建物です

モスリンとは細い単糸を使った平織りの布で原材料が毛であったため

虫に食われやすいと言う欠点があり後に安価で丈夫な合成繊維の開発に

次第に後退して行きましたが閉めても崩れないと言う事から今は

腰ひもや伊達締めなどに利用されている様です

そう言えば私も子供の頃、正月になると友禅模様のこの着物を着た事が有りました






この馬車は美智子皇后の祖父に当たる日清製粉社長の正田貞一郎氏愛用の物です





   
  


同敷地内に明治の文豪・田山花袋

7歳から14歳までのおよそ8年間を過ごした家が保存されておりました

代表作には「田舎教師」が有りますが建物は当時の平均的な武士の住まいだそうです




会場にやって参りました

既にカメラマン、準備万端

座敷席(無料)のロープ外に三脚がズラリと並んでおりました

長さ約1m、直径約20㎝ 竹筒に荒縄を巻き火薬が詰めてあり

これを片腕で抱え一方の腕で支え燃え尽きるまで持ち手は態勢を維持するのです






手筒開始までは未だ2時間余り有ります

小腹が空きましたので焼きそば(凄い量でした)を購入し「日溜りの広場」で一休み

と言っても今日はベンチで寝ている者、談話している者が憩う「風が心地よい広場」でした

川の在る景色はいいものですね

ビルも見えないせいか気持ちもゆったり、6時半まで此処で過ごしました

   



丁度、手筒花火持ち手が西日本災害被災地の復興支援の義援金を募り

会場を一巡しているところでした

お財布を主人の居る場所に置いて来てしまい私は募金が出来ませんでしたが

生協で募金しているのでマッイッカ!と思っていましたら

引き替えの祭りのうちわを手渡されて・・・イイノカナァと思いつつも

   

辺りが大分、薄暗くなり西の空は綺麗な夕焼けに染まりました



   



先ずは本番前のデモンストレーション、打ち上げ花火です

   





続く


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