前回行った時に三分咲きだったコブシと未だ蕾だった桃の行方が気になって箕輪城址へ。今日は横着をして駐車場まで車で行き城址内を歩く算段です。
残念ながらコブシは観るに堪えないほど茶色く色あせておりました。それはそうですよね、前回来たのは3月19日、あれから11日経ってますものね。
此方は色あせず次から次へと花を咲かせ黄絨毯を敷き詰めた様な菜の花の広がりです
咲いてましたね~桃の花。ただ、手前の桃は先ず先ずでしたが他の木は花付きが今一。一番奥は全く花が・・・
空堀に被さる様にたくさんの花房を垂らすキブシです。このキブシを漢字にすると「木五倍子」ですが読めますか? 私は・・・読めません。
江戸時代~明治時代に掛けて既婚女性が歯を黒く塗る習慣が有り、その材料は、この実を粉にしたもので目的は出産後、虫歯にならない為の予防なのだとか。この事は以前、教わった事が有りましたが正直、この時代に生まれなくて良かったヮ。
今日は花粉の飛散も無く市街地がスッキリ望めます。でも在るはずの秩父の山並みがない
本丸跡地
本丸と空堀を挟んだ御前曲輪跡には今年も桜の花盛り
二の丸跡
エッ?エエエエエ、藪の中に・・・正体は???
搦手口へと向かう途中、斜面が空色になっている事にビックリ。「見て見て! 凄いね~。タチツボスミレの群落よ~」と声を発したいところですが今日は一人。黙って興奮を抑えて・・・でもカメラを持つ手が震えるほどの興奮でした。 個体は如何にも優し気なのに、これだけ纏まって咲くと圧巻ですね。私一人で見ているのが勿体ないくらい。