海外市況概況（１１．９．２０２３）

１１月９日（木）の海外市況概況です。

１．NYダウ

　１１月７日のOSC７０％をひとまずの頂点にして、昨日高値更新した段階で息つき、今日は大きく下落。OSCは７％下落して６１％に。まだ短期のRSIは６％も上げて８７％もあります。１４日も１．３％上げております。まだ調整の入り口か？

２．Nasdaq

　ダウより１日遅れて、昨日にOSCを７３％にまで上げ、今日は高値更新した後の下落で、OSCも７％下げての６６％。さすがに短期のRSI１００％からは下落して８８．７％ですが、まだ高水準。ダウともども３０日壁突破は途切れております。

３．ドル・円

　まだ上を目指す動き。しかしOSCを５％下げて５８％になり鈍化しております。指数値（仮設定ですが）は１７９となっており、これは大きく円安に振れた１０月３１日と同値。この壁を突破する勢いがあるかどうか？　ちょっと頭打ち感が強いですね。

４．CME日経平均先物

　７時７７分現在３２５１５円で、日経平均の終値比１３０円ほど安い。まだ３０日壁突破継続中。６日連続。

５．VIX指数　１５．２９（＋０．８４）　１５－２０の間が通例。

６．米１０年債利回り　４．６３２％（＋０．１４％）また上げ始めてます。

以上です。

海外市況概況（１１．８．２０２３）

１１月８日（水）の海外市況概況です。

１．NYダウ

　３４２５０ドルの７５日MAラインにタッチしてから下落。まだOSCも２％しか落としていない。３０日壁突破も４日連続。好調は持続しておりますが、７５日MAラインを抜けきれなければ、一旦調整に入る恐れ。

２．Nasdaq

　ダウと違ってまだ上に行っております。OSCは７３％でそろそろ頂点でしょう。短期のRSIが１００％の最大値になっております。これはダウが７月２１日から４日連続マークして以来の記録。

３．ドル・円

　円安トレンドが継続中。OSCは６３％、VR改は１１７と低く、２００をマークした９月２６日からのトレンドに沿って、更に円安圧力が高まるか？

４．CME日経平均先物

　８時１２分現在３２９９５円で、日経平均の終値比で１３０円ばかり高い。OSCはコンバージェンスを３日連続でマークしており、変化のエネルギーが溜まっている状態。下に持っていかれる可能性の方が高いかも知れません。

５．VIX指数　１４．４５（－０．３６）

６．米１０年債利回り　４．４９２（－０．０７７％）　下落継続中。

以上です。

海外市況概況（１１．７．２０２３）

１１月７日（火）の海外市況概況です。

１．NYダウ

　破竹の７連騰。OSCは７０％で３０日壁突破も３日連続。１０月２７日までは底に沈んでいたのに、この変わり身の速さ。それでもまだ７５日MAラインの３４２５０ドルには後１００ドルほど足りません。このラインに一旦タッチしてから突き戻される可能性が高まっております。

２．Nasdaq

　こちらは７５日MAラインは０．７％だけ上回っております。破竹の８連騰。MIN指数比の１．１台というのは、今年の２月７日以来。ちなみにダウの１．０６３というのは、今年の７月２６日と同値。ちょっと周期的な観点からすると上げ過ぎ。短期のRSIも８２％に達しております。これは６月６日以来。

３．ドル・円

　円安へとじわりと回帰中。VR改も再度１００％超えの１１７％と回復。MIN指数比の１．００８というのは、いかにも低い。まだ円安の余地ありか。

４．CME日経平均先物

　７時５３分現在３２４８０円で日経平均より２１０円ほど高い。４日連続３０日壁突破。各MAラインの上に位置。とりあえず順調な回復ぶりか。

５．VIX指数　１４．８１（－０．０８）

６．米１０年債利回り　４．５６９％（－０．０７８）

以上です。

海外市況概況（１１．６．２０２３）

１１月６日（月）の海外市況概況です。

１．NYダウ

　７５日MAライン奪還を前に苦戦しております。後１７０ドルほどで到達。OSCは６３％まで伸ばして、VR改も１００％をやっと超えました。すでに底打ちは３０日にしております。

２．Nasdaq

　７連騰。VR改も２１３％まで上昇。３０日壁突破。これは何と７月３１日以来。こちらもまだ７５日MAラインには未達。後３８ドル。高値では到達していましたが、そこから少し割れての終了。

３．ドル・円

　３日の大幅円高の反動での円安への揺り戻し。３日のMIN指数値１．００２が、当面の底だった可能性があります。VR改が３日から１００％を切っているのが不気味。８月４日から９日にかけて切った時以来。

４．CME日経平均先物

　８時現在、３２６００円で、日経平均終値比で１０８円安。それでも３０日壁突破は３日連続。VR改も１０４％と何とか大台をキープ。

５．VIX指数　１４．８９（－０．００２）引き続き順調。

６．米１０年債利回り　４．６４７％（＋０．０５６％）また上昇気配。

以上です。

海外市況概況（１１．３．２０２３）

１１月３日（金）の海外市況概況です。

１．NYダウ

　雇用統計の結果が悪かったことも奏功してか、上り調子の継続。３０日壁突破。短期のRSIは７２％と快調。OSCも＋２％の５９％と、まだ上があるかのような動き。９月２１日の安値の３４０５９ドルを、今日の終値で攻略。その上は３４５００ドル近辺。まだ４６０ドル程度あります。

７５日MAラインまではまだ２２０ドルほど上げる必要があります。来週にこのラインを突破するかどうか注目。

２．Nasdaq

　７５MAライン攻略まで８０ドルちょっと。１３５００ドル付近にちょっとしたしこり玉がありますので、来週は安値できちんとこのラインを超えることができるかどうかに注目。３０日壁突破はまだできておりません。

３．ドル・円

　ついに大幅円高へと振れております。１０月２６日あたりから「変調」を来しておりましたが、ついに堅牢な堤防が決壊したかのようの感じ。

とはいえ、MIN指数比はなんと１．００２まで下げております。これは７月１３日に円安トレンドの起点となった時の１．０００という最低値の次に低い数字。このまま１．０００をマークするまで円高が進むのか、それとも、逆行するのかに注目。

４．CME日経平均先物

　３２７３５円で終了。日経平均の終値より４０５円高。週末は買いホルダーの方は枕を普段より少し高くして寝ても良さそうです。

５．VIX指数　１４．９２（－０．７５）

６．米１０年債利回り　４．５７６％（－０．０８５％）

以上です。