株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

市場概況&モニタリング銘柄(1.18.10)

2010-01-17 09:48:14 | 市場概況
家人の容体は一応現状維持のままですが、造血作用が失われているため回復の見込みが少なくなりつつあります。最近は朝帰りで家事を済ませ、夕方一時帰宅し、猫に餌をやったり洗濯物を取り込んだり、急いで食事をかき込んだりして、再度病院へと直行し朝まで付き添う毎日で更新も途絶えております。

それでも沢山の方々がこのブログを覗きに来られており、ついパソコンを開いてしまいました。

市場はダウが1月12日のOSC75%という極めて高い水準からやっと下落を開始しております。円も高く戻しかけております。

背景は、世界的な金融緩和政策であふれ出たマネーが、実体経済への投資を支える貸し出しには回らずに、投資・投機の世界での短期の利ざや稼ぎに使われてしまっているためです。個人も企業もまだまだ信用収縮(借金返済)の過程にあるままです。

それでも今回の金融危機で被った世界の金融機関の不良債権の半分ほどしか償却できておりません。にもかかわらず、この超金融緩和策が不発に終われば、今回のバブル部分の収縮が世界経済を襲うこととなり、いわば、津波で言うと第一波より怖い第二波、第三波が襲来することとなる事態がもっとも懸念されます。この第二波、第三波に対しては、第一波のような政府資金による肩代わりは困難を極めるものと思われます。いわゆる国債バブルの破裂が懸念されるためです。

しかし当面は、まだ株式市場は短期の利益を求める資金の出入りで乱高下をすることでしょう。

短期的にはほぼ山の頂点からの下山過程に入りつつあることを認識したうえで、明日のモニタリング銘柄は、テクニカルな反発体勢にある銘柄だけを羅列しておきます。

1.6367ダイキン(3400円からは切り返すか?)
2.4109ステラケミファ
3.5108ブリヂストン(もう二押しぐらい)
4.4061電気化学工業(400円割れて390円あたりまでで)

以上です。
コメント (5)
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