株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

市場概況(1.25.10~)

2010-01-24 09:51:27 | 市場概況
米金融規制法案で市場は大変な揺り戻しに遭っております。

ここはTOPIXのテクニカルな側面からの、「落ちどころ」の推定を行ってみました。

昨年3月以来のTOPIXの指数値倍率の最高値(もっとも押されたところ)は11月27日の61ポイントでした。その時の安値は809.24ポイント。OSCは38%です。

1月22日時点での指数値倍率は52ポイント。OSCは56%です。安値は932ポイント。

その中間、1月5日にはOSC49%と押されておりました。その時のTOPIX安値は918ポイント。まずは、そのあたりまでの押し目は不可避と考えます。

その後OSCで更に押されて30%台へと落ちれば、11月28日の水準である810ポイント近辺までの下落はあり得ない訳ではありません。

それほどに、今回の政治的な規制は、歴史的な転換点を示すということになります。

日経平均の場合では12月10日の9863円の終値あたり、その後は昨年2度も凌いだ9000円少々の地点までが下落の目処となりそうです。

それでは、今週は内需株などへの資金の流入はあるのでしょうか? いくつかのモニタリング銘柄を挙げておきます。

1.6674ジーエス・ユアサ
  576円までの下落は想定して。4100戸田工業は週初はまだ上げ潮か?

2.5713住友金属鉱山
 金などの下落で押されております。OSC34%ですが、これが30%割れになったところからは一旦反発があるかと。

3.4543テルモ
 これはまだまだ利確の動きが続きそうです。4700円台まで押されれば、そこからは切り返すかと思います。

4.2607不二製油
 地味なところではこの株の1230円あたりまでの下落狙い。OSC29%からのコンバージェンス過程にあるものの、二番底が想定されます。

以上です。

家人の状態は悪いながらもそこで足踏み状態。夜も付き添いながら家事全般をこなしており、段取りというものの大切さを痛感しております。先日は、豆腐となめこの味噌汁を作りながら、何と、インスタント味噌汁の封を開けてしまいました。まだ熱湯を入れる前だったので冷蔵庫へと直行。

株も段取りが大切ですね。今回、NY株がOSCでピーク値を付けた後、なお上昇し続けた段階でヘッジ売りの段取りを取っておくことが正解でした。

次回更新は1週間後の予定です。
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