OSCを中心とした各種パラメータの有効性の検証をこの間行ってきましたが、ランダムウォークする市場の動きに対しては、将来予測を行うことは、ごく短期の場合であろうとも、的中率に限界があることを再認識しました。
筆者自身が確信を持って参入することを躊躇う場合もあり、つまり、データだけで売買することへのいわば「疑心暗鬼」もあり、積極的な売買を仕掛けることができなくなっているのもその証左です。
そこで、当日の場中判断に絞って、売買サインが出るパラメータの組み合わせを再検討した結果、次のパラメータに絞ることが効果的であることが分かりました。
1.前日安値を上回って、当日の株価が推移していること。
2.当日の株価は前日終値よりもプラスで推移していること。
3.OSCは前日値を上回って推移していること。
4.VR改も前日値を上回って推移していること。
5.OSC値は60%以内であること。
5のOSC値については、今回のように上げラリーが続く場合は、60%以上をコンスタントに上回って70%を超える場合もありますが、そこは手動での持ち越し判断を行うこととします。
基本は、上記の5つのパラメータをエクセルが診断し、当日の場中で「買い」のサインがリアルタイムで点灯するように改変しました。
ファイルをお持ちの方は、ONE DRIVEにアップしておきますのでご確認ください。
以上。