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株価予想の試行錯誤

2022-08-27 17:46:06 | テクニカル分析
明日の株価を予想できれば苦労はしませんが、様々な要因が絡む株価を事前に予想することはかなりの困難を伴います。かといって、行き当たりばったりに売買しても勝率はコンスタントに上がらないことは、皆さん先刻ご存知のことかと思います。

筆者も、何とかして「予兆」らしきものを「捕捉」できないか10年以上に亘って試行錯誤を続けております。(長くやればいいってもんじゃありませんけどね。)その結果、現時点で辿り着いた結論は、

1.OSCの中期的なトレンドに素直に従う。
 これはOSC30%台からの底値を狙うのではなく、そこから千鳥足を伴いながら、きっちりとOSCをほぼ50%台へと上昇したタイミングで買い参戦するということになります。

2.指数値の低位レベルから監視をし続ける。
 筆者独自の指数値が押されすぎた場合は、かなりの確率で反発に転じることがあります。しかし、低位レベルからの反発は、往々にして線香花火に終わることが多い。そこで、この指数値を見ての参戦は、翌日限りに限って前日安値割れ(ダウントレンドの継続を示唆)しない限り参戦するというルールに従う。

3.RSIの短中期のトレンド転換点を上手に捉える。
 これはまだ試行錯誤中ですが、9日RSI(10日が多いようですが、筆者はあえて1日短い9日を採用)と14日RSIの両方を見て、9日RSIがかなり上昇しているにもかかわらず、14日RSIがむしろ下げているケースを抽出し、翌日のモニタリング銘柄に指名する。

その他、VR改のトレンドも参考にしながら、6日程度のトレンドで上昇機運にあることを確認して、モニタリング銘柄を決めることとしております。

以上の売買パラメータは、銘柄毎に適用可否が異なります。いわゆる仕手株のような銘柄にはあまり当て嵌らないようです。

これらを補完するルールとしては、

1.売られすぎサインが点灯した後の、上記のルールに基づく買いサインでは戻り売り攻勢に晒されるケースが多く、むしろ売りサインと逆に捉える。

2.30日壁突破のサインが出た後の、上記ルールに基づく買いサインは、素直に従う。

3.サインが出たその日の大引けに買うのが、翌日のギャップアップでの上昇をうまく捉えるには有効ですが、昨日のNYダウの急落のように、海外市場の影響を受けるため、その日の大引けに仕込むのは基本的にはノー。翌日の値動きを見ながらの参戦となります。当然、ギャップアップして寄り天気味になってしまうケースがあり得ますが、そこはいさぎよく断念した方がいいことが多いようです。

以上。

参考までに6902デンソーのファイルを添付しておきます。一番右のAQ欄の「買い」と出ている日の翌日をご覧下さい。7月14日と15日は首尾よく当たっておりますが、これはOSCと指数値の立ち上がり過程だったことが読み取れます。逆に8月22日の買いサインは、指数値が9027ポイントであり、OSCも71%となっておりピーク値だったことが災いしております。

https://1drv.ms/u/s!Ajls4YRZxDUFgYNWJy2TAcxSwZKGeg
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