いやぁ、今日は寒かったですねぇ~。
今日の日中は、滋賀県の大津市というか甲賀市の山の中にいたのですが、気温5℃・・・
晴れてるんだけど、寒い・・・
で、静岡帰ってきたら、風強くて寒い・・・
で、今日はMIHOミュージアムっていう美術館に行ってきました。
今回、滋賀にきた目的は、ここだったんですね~。
静岡の某骨董屋さんの店先に貼られていたこの、ポスター!
これを見て、いくのを決めたのであった・・・
で、MIHO美術館っていうのは、私設の美術館で、母体は某新興宗教だとか。
ホントか知らんが、「手かざし」とか以前はやって、信者を勧誘していたらしい。
おぉ、そういえば最近はめっきり見かけないけど、以前は駅とかバスターミナルで待ってたりすると、すーっと若いお兄さんだったりお姉さんだったり、年配のおばさんだったりしたけど、いろんな人が結構頻繁に、
「あなたの幸福をお祈りさせて下さい」とかって言って、手を出させてその上に自分の手をかざしてしばらくじっとしている、っていうのあったなぁ~。
で、「何か、変わった感じはありますか?暖かくなったとか?」って聞かれるので、
キッパリ「いえ、全然、全くありません。」と、いつも元気よくお返事してましたよ(爆)
でもまぁ、この美術館に関しては、そういった特定の宗教的な色は無いので、心配なく(?)見学できますのでご安心を・・・
この美術館、到着するまでが結構手間がかかって、まず駅からバスで50分!
平日なので、そんなにこの狛犬展示を見るようなもの好きは私くらいだろぉ~と思っていたら、バス停では15人ほど待っていて、しかもそのほとんどが中国人なのです!!
中国人の2,3人のグループで。
車窓から写真や動画を撮りまくったり、バス動いてるのに席移動したりと、もう遠足気分の皆様です^_^;
そして、バスで行くのはいいんだが、その道が途中からホントすれ違い不可能ってう感じの細い山道!
普通の路線バス車体がよく、通るよなぁ~、こんなとこ!っていうくらいの道。
で、ようやく到着しました!
バス停から、建物までも結構距離がありますが、常時案内の係の方が待機して案内しているようです。
この寒空なのに~。
し、しかし、実はこの建物は美術館じゃなくて、単なる!エントランスなのです。
ここから美術館までは、更に徒歩で500m歩くのですよっ!!
入口の門です。
なんか、英国あたりの貴族のお屋敷みたいですね~。
門入ってからも車で移動しないと、家まで着けないっていう^_^;
広い道の両脇は、樹木が茂り、足元は苔庭状態でした!!
すると、トンネルが見えてきました!
トンネルの内部・・・
なんと、チタン製らしいですよっ!!この内壁(?)
なんか、別世界です・・・
ようやく、出口が見えてきました。
徒歩移動が大変な方用に、電気自動車も用意されているそうだ。
あそこが、美術館本体の入口。
なんでも、中国系アメリカ人の高名な建築家が、一連関わっているそうです。
チタンのトンネルとかも、きっとそうなんだろうなぁ~。
入口から、反対のいままで来た道を振り返ってみました・・・
なんか、半端ないっ!!って感じですね~・・・
トンネル出口から見てみました。
このトンネルは、単に山をぶち抜いての通路っていうだけじゃなくて、世俗の世界から「美」「芸術」の
至高の世界への誘い、っていう意味もあるのだと思う・・・
世界観を重要視するアミューズメントパークとかで、よく「トンネルをくぐる」という手法は使われますが、
ここは、なんつうか規模(資金的な^_^;)が桁違いっていうか。
入口から内部に入って、天井を眺めてみました。
ガラスと鉄骨を組み合わせた作りになっています。
外見を見ると、飛騨の合掌造りみたいな感じになっております。
で、そこそこ観客もいたんだけど、なんと90%が中国人!!であった!!
中国人の団体観光客って、大声で喋るからイヤだなぁ・・・(まぁ、日本人の団体観光客もそうだけど)
と、思ったら、こちらの狛犬展には何故かほとんど来なくて(っていうよりも私がズレだだけか)
この美術館は、他にもお宝ザクザクなんで、そっちを中国語ガイド付きで見ているようでした。
「狛犬と獅子展」の方は、神殿狛犬が主でした。
獅子、ライオンを描いたペルシャ、イランとかあたりから中国経由で日本に獅子が入ってきて、それが狛犬と変化していく経過は、実は今でもはっきり分かってないんです。
っていうか、真面目に本腰入れて調べようという人がいままでいなかった、というか^_^;
私が主に見ているのは、神殿狛犬じゃなくて、参道狛犬であって、時代もかなり下がって古くても江戸時代の物が多いのですが、こちらは推測ですが平安や室町時代のがあったりしてね~。
現在に通じる狛犬の基本形が大体完成したのは鎌倉時代、という感じのようです。
今回の展示は、西洋音楽史で例えると(笑)、中世欧州の宗教教会音楽からルネサンスを経由して、古典主義の前半まで、っていう感じかな?
作曲家でいうと、無名の宗教音楽家から、イタリアのビバルディとかを経由して、ドイツのバッハで平均律とかが確立し、それを使って貴族や教会のために主に作曲の仕事をした、モーツアルトやハイドンあたりまで、っていう感じ。
その後、ベトベンが出現し、音楽はそういった上流の人々の物ではなく、もっと民衆の物となり、作曲家は職人ではなく芸術家となっていくんだけど、そのあたりが今、参道にいる江戸狛犬とかかな~?と思う。
神殿狛犬は、拝殿や本殿の奥にいて、普段は見る事が出来ない「宝物」的意味が強いんですよね、参道狛犬と異なり。
私が興味があるのは、どちらかというと後者の参道狛犬なんだけど、今回の展示もその参道狛犬のルーツを知るには、避けては通れない狛犬道!っていう感じなので、とても興味深く見てまいりました。
撮影は禁止なんで、フライヤーです。
あ、今回の図版は、なんとAmazonさんでも入手可!なんです。
結構、重いから、先に買っておいてよかったよぉ。
仲良しさん♪
自分土産の手拭い。
で、ここの美術館、今回の狛犬展は特別展なんだけど、他に常設もあるわけでして、その常設展の内容がもうこれまた半端ないっ!!
古代エジプト、メソポタミア、ギリシャ、ローマ、南アジア、中国、イスラム圏とかの古代文明系の美術品がザクザク状態っ!!
なんつうか、大英博物館みたいでしたよぉっ!!!
大英博物館をもっとコンパクトにして、ムーディな雰囲気にした感じ(爆)
しかし、公立の美術館や博物館では全く話にならないっていうか、太刀打出来ない常設展のレベルですよ!
すごいなぁ~・・・
あの、手かざしがこんなになるとは・・・あわわ^_^;;
と、なんだか、浮世離れした世界を垣間見た印象でございました。
で、現実に戻ってきてからは、京都駅でまた、立ち食いソバを食べ・・・(前回とは違うお店)
郵便局で、ご当地フォルムカードを買いまくり、またさすが京都だけあって、オリジナルの結構イカす絵葉書がたくさんあるので、それも買いまくりっ!!と、しっかり俗世化しております。
牛若丸ポスト~
今日の日中は、滋賀県の大津市というか甲賀市の山の中にいたのですが、気温5℃・・・
晴れてるんだけど、寒い・・・
で、静岡帰ってきたら、風強くて寒い・・・
で、今日はMIHOミュージアムっていう美術館に行ってきました。
今回、滋賀にきた目的は、ここだったんですね~。
静岡の某骨董屋さんの店先に貼られていたこの、ポスター!
これを見て、いくのを決めたのであった・・・
で、MIHO美術館っていうのは、私設の美術館で、母体は某新興宗教だとか。
ホントか知らんが、「手かざし」とか以前はやって、信者を勧誘していたらしい。
おぉ、そういえば最近はめっきり見かけないけど、以前は駅とかバスターミナルで待ってたりすると、すーっと若いお兄さんだったりお姉さんだったり、年配のおばさんだったりしたけど、いろんな人が結構頻繁に、
「あなたの幸福をお祈りさせて下さい」とかって言って、手を出させてその上に自分の手をかざしてしばらくじっとしている、っていうのあったなぁ~。
で、「何か、変わった感じはありますか?暖かくなったとか?」って聞かれるので、
キッパリ「いえ、全然、全くありません。」と、いつも元気よくお返事してましたよ(爆)
でもまぁ、この美術館に関しては、そういった特定の宗教的な色は無いので、心配なく(?)見学できますのでご安心を・・・
この美術館、到着するまでが結構手間がかかって、まず駅からバスで50分!
平日なので、そんなにこの狛犬展示を見るようなもの好きは私くらいだろぉ~と思っていたら、バス停では15人ほど待っていて、しかもそのほとんどが中国人なのです!!
中国人の2,3人のグループで。
車窓から写真や動画を撮りまくったり、バス動いてるのに席移動したりと、もう遠足気分の皆様です^_^;
そして、バスで行くのはいいんだが、その道が途中からホントすれ違い不可能ってう感じの細い山道!
普通の路線バス車体がよく、通るよなぁ~、こんなとこ!っていうくらいの道。
で、ようやく到着しました!
バス停から、建物までも結構距離がありますが、常時案内の係の方が待機して案内しているようです。
この寒空なのに~。
し、しかし、実はこの建物は美術館じゃなくて、単なる!エントランスなのです。
ここから美術館までは、更に徒歩で500m歩くのですよっ!!
入口の門です。
なんか、英国あたりの貴族のお屋敷みたいですね~。
門入ってからも車で移動しないと、家まで着けないっていう^_^;
広い道の両脇は、樹木が茂り、足元は苔庭状態でした!!
すると、トンネルが見えてきました!
トンネルの内部・・・
なんと、チタン製らしいですよっ!!この内壁(?)
なんか、別世界です・・・
ようやく、出口が見えてきました。
徒歩移動が大変な方用に、電気自動車も用意されているそうだ。
あそこが、美術館本体の入口。
なんでも、中国系アメリカ人の高名な建築家が、一連関わっているそうです。
チタンのトンネルとかも、きっとそうなんだろうなぁ~。
入口から、反対のいままで来た道を振り返ってみました・・・
なんか、半端ないっ!!って感じですね~・・・
トンネル出口から見てみました。
このトンネルは、単に山をぶち抜いての通路っていうだけじゃなくて、世俗の世界から「美」「芸術」の
至高の世界への誘い、っていう意味もあるのだと思う・・・
世界観を重要視するアミューズメントパークとかで、よく「トンネルをくぐる」という手法は使われますが、
ここは、なんつうか規模(資金的な^_^;)が桁違いっていうか。
入口から内部に入って、天井を眺めてみました。
ガラスと鉄骨を組み合わせた作りになっています。
外見を見ると、飛騨の合掌造りみたいな感じになっております。
で、そこそこ観客もいたんだけど、なんと90%が中国人!!であった!!
中国人の団体観光客って、大声で喋るからイヤだなぁ・・・(まぁ、日本人の団体観光客もそうだけど)
と、思ったら、こちらの狛犬展には何故かほとんど来なくて(っていうよりも私がズレだだけか)
この美術館は、他にもお宝ザクザクなんで、そっちを中国語ガイド付きで見ているようでした。
「狛犬と獅子展」の方は、神殿狛犬が主でした。
獅子、ライオンを描いたペルシャ、イランとかあたりから中国経由で日本に獅子が入ってきて、それが狛犬と変化していく経過は、実は今でもはっきり分かってないんです。
っていうか、真面目に本腰入れて調べようという人がいままでいなかった、というか^_^;
私が主に見ているのは、神殿狛犬じゃなくて、参道狛犬であって、時代もかなり下がって古くても江戸時代の物が多いのですが、こちらは推測ですが平安や室町時代のがあったりしてね~。
現在に通じる狛犬の基本形が大体完成したのは鎌倉時代、という感じのようです。
今回の展示は、西洋音楽史で例えると(笑)、中世欧州の宗教教会音楽からルネサンスを経由して、古典主義の前半まで、っていう感じかな?
作曲家でいうと、無名の宗教音楽家から、イタリアのビバルディとかを経由して、ドイツのバッハで平均律とかが確立し、それを使って貴族や教会のために主に作曲の仕事をした、モーツアルトやハイドンあたりまで、っていう感じ。
その後、ベトベンが出現し、音楽はそういった上流の人々の物ではなく、もっと民衆の物となり、作曲家は職人ではなく芸術家となっていくんだけど、そのあたりが今、参道にいる江戸狛犬とかかな~?と思う。
神殿狛犬は、拝殿や本殿の奥にいて、普段は見る事が出来ない「宝物」的意味が強いんですよね、参道狛犬と異なり。
私が興味があるのは、どちらかというと後者の参道狛犬なんだけど、今回の展示もその参道狛犬のルーツを知るには、避けては通れない狛犬道!っていう感じなので、とても興味深く見てまいりました。
撮影は禁止なんで、フライヤーです。
あ、今回の図版は、なんとAmazonさんでも入手可!なんです。
結構、重いから、先に買っておいてよかったよぉ。
仲良しさん♪
自分土産の手拭い。
で、ここの美術館、今回の狛犬展は特別展なんだけど、他に常設もあるわけでして、その常設展の内容がもうこれまた半端ないっ!!
古代エジプト、メソポタミア、ギリシャ、ローマ、南アジア、中国、イスラム圏とかの古代文明系の美術品がザクザク状態っ!!
なんつうか、大英博物館みたいでしたよぉっ!!!
大英博物館をもっとコンパクトにして、ムーディな雰囲気にした感じ(爆)
しかし、公立の美術館や博物館では全く話にならないっていうか、太刀打出来ない常設展のレベルですよ!
すごいなぁ~・・・
あの、手かざしがこんなになるとは・・・あわわ^_^;;
常設の美術品も、撮影は禁止ですが、このフレスコ画(でいいのか?)は、撮影よしみたいです。
で、これ、ところどころに文字が、ギリシャ文字?が書かれてるんだけど、
なんか、見覚えがあるなぁ~と思ったら・・・
読めました!キリル文字(ロシア語のアルファベット読み)でっ!!
これは、パンですよ!ギリシャ神話の音楽を奏でる半神半獣!(だったような・・・)
おぉ、キリル文字はギリシャが元っていうのが改めて感じられました~!!
だからと言って、ギリシャ語が分かるっていうわけでは全然ないですが^_^;;
中庭・・・
カフェでキャラメルムースを頼んだが、皿にもカップにも名前入りっ!!
カトラリーセットは、ゴールドセイントっ!!(爆)こちらも名前入り。
売店で実物売ってたけど、各1000円くらいでした。
トイレの洗面所も、なんかアートです・・・
やはり、中国人の観客が多いらしですな。
注意書きは中国語のみでした。
山の彼方に見えるのは、おそらく教団関係の施設・・・
で、これ、ところどころに文字が、ギリシャ文字?が書かれてるんだけど、
なんか、見覚えがあるなぁ~と思ったら・・・
読めました!キリル文字(ロシア語のアルファベット読み)でっ!!
これは、パンですよ!ギリシャ神話の音楽を奏でる半神半獣!(だったような・・・)
おぉ、キリル文字はギリシャが元っていうのが改めて感じられました~!!
だからと言って、ギリシャ語が分かるっていうわけでは全然ないですが^_^;;
中庭・・・
カフェでキャラメルムースを頼んだが、皿にもカップにも名前入りっ!!
カトラリーセットは、ゴールドセイントっ!!(爆)こちらも名前入り。
売店で実物売ってたけど、各1000円くらいでした。
トイレの洗面所も、なんかアートです・・・
やはり、中国人の観客が多いらしですな。
注意書きは中国語のみでした。
山の彼方に見えるのは、おそらく教団関係の施設・・・
と、なんだか、浮世離れした世界を垣間見た印象でございました。
で、現実に戻ってきてからは、京都駅でまた、立ち食いソバを食べ・・・(前回とは違うお店)
郵便局で、ご当地フォルムカードを買いまくり、またさすが京都だけあって、オリジナルの結構イカす絵葉書がたくさんあるので、それも買いまくりっ!!と、しっかり俗世化しております。
牛若丸ポスト~