昨日は、六本木ヒルズの森美術館で開催されている、「ティム・バートンの世界」展に行ってきました。
六本木ヒルズ・・・なんとも、私とは超遠い場所でございますが^_^;
しかし、たぶん、このテイム・バートン展、数年前にNYの近代美術館かどこかで開催したのの日本公開版だと思うんだけど、当時、真面目にNYまで見に行こうかと思ってたので、嬉しいでございますよ、日本でみる事ができまして。
で、開催時間は11時からなんですが、その前からすでにチケット売り場には長蛇の列がっ!!
先に、ロー●ンでチケット買っておいてよかったよぉ~・・・
チケット売り始めるのも11時あたりらしいのでね。
私は、とっとと先にチケット引換えてエレベーターの列に並びます。
この森美術館、52階にあるんだそうで!もっと上には展望台とかもあるらしい・・・んだけど、有料だから別にいっか、と思ってしまう私であった。
そして、52階にちょうど10分くらい前につきましたが、そこでもすでにそれなりの列・・・
でも、このくらいはまだ、良かったと、後からつくづく思いましたねぇ・・・
まー、とにかくティム・バートンですから、中身のほとんどは、傷だらけとグルグルと、クマ付きの目玉っていう感じですな(爆)
まー、普通だったらかなり、奇妙というか不気味・・・と、思うような展示がほとんどなんですが(彼の絵本(?)「オイスターボーイの憂鬱な死」的な感じが強い)、実際に見にきた観客、それも冬休みのせいか学生っぽい女性グループが多かったんだけど、その形容が、
「かわいい~!!」ばかりだったので、いいのか?それでっ!?と、思ったりした私です(爆)
でも、その後、その年代とよく接している方(学校の先生)にその話をしたら、
「いやぁ、その年代は、とりあえず感動したりとか、感情が動くような体験の表現がとりあえず全て『かわいい』と表現するんですよ!」とのお言葉でした(笑)
そーいうもんなのねぇ~^_^;
さて、ティム・バートンと言えば映画監督で、よくジョニデと組んでの映画が有名かと思いますが、そのキャリアの始めは実はアニメーターだったんです、しかもディズニースタジオの。
どう考えても、作風ちゃうだろっ!!って思うんですが、当時はやはり苦労したらしい・・・
今でこそ「きもかわいい」と評価されるような彼の絵ですが、当時は単にグロテスクだけで、とても一般的には受け入れられにくい・・・
そして、ディズニーの当時は、誰からも愛される作品、ですからね~。
当時、彼が作った「ヴィンセント」や「フランケンウィニー」も、結局、当時は理解されずにお蔵入りとなり、そして月日は流れ、その当時ボツにされた「フランケンウィニー」が、長編作品としてディズニースタジオで作られたりするようになったのですから、なんとも趣深いものがあるっていうかね~。
あ、私は結構昔からティム・バートンのファンだったので、彼関連の本とかで翻訳されてるのはほとんど全部持ってるのでありました(笑)
しかし、「あー、そうだろうと思ったよ、ティム・バートン好きそうな人に見える!」って断言されちゃうっていのは喜んでいいのやら?何なんか?っていう気もしますが(爆)
で、今回の展示は、映画監督というよりも、それよりももっと大きな括りの「アーティスト」としてのティム・バートンっていう感じでしたな。
どこへ行っても、どんな時でも、ついついあちこちいたずら描きしてしまう、っていうわけで、まず入場してからは、そういった描きなぐった感作品の数々なんですが、そのほとんどがペーパナプキンに描いたモノ!!
そして、やはりつぎはぎとグルグルと、クマのある眼球が目に付きますねぇ~。
たぶん、彼の頭の中には、そういう物が溢れかえっているからなんでしょう。
映画では、元ネタというか元デザインは彼のモノでも、やはりそれはそれなりに、一般的に見てそれほど拒否感の出ないデザインに甘めに変換されてるんだねぇ~^_^;と、思ったりして。
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」なんかのデザインも、結構映画になった状態としてみると不気味って言えば不気味なんだけど、どこかエレガンスさがあるんだけど、原画的にみるとホント不気味(爆)
でも、ユーモアは原画の方がよく出てるかな?ブラック系ですが・・・
私は、ティム・バートンのダークファンタジー系美術設定が好きなんだけど、それは不気味&気持ち悪い&怖いだけでなく、そこにエレガントさとユーモアが含まれているからなんですが。
しかし、つぎはぎの意味が、壊れた破壊された物(心を含む)でも、つぎはぎでまた、元通りではなくても、別の形としても復活する事が出来る、壊れて終わりではない、っていうところなんか、いいなぁ~と思いました。
で、一応音声ガイドがあったので借りてみましたが・・・
結構、情報量は少なくてちょっとがっかり、かなぁ~・・・
普段、美術館で私はよく音声ガイド借りるんですが、それらと比較するとかなり量が物足りない印象・・・
まぁ、喋ってる事ほとんどをすでに私が知ってるっていうのもあるかもしれませんがねぇ~^_^;
映像モノも結構ありましたが、どれも人気で、っていうか、入場してからもうすでに満員状態になってしまってましてねぇ~、なかなか自由には見られないというか。
まぁ、仕方ないですねぇ、それだけ人気があるってい事で(笑)
あとは、この人気に見合っただけの映画に客が入ってくれるといいんですがねぇ・・・
ジョニデが出てないと、案外と彼の映画は日本ではヒットしてないんですよねぇ・・・
忘れもしないのは、「チャリチョコ」が公開当時、ヨン様映画よりも入場者少ないだろう、って小さいスクリーンの劇場に追いやられた事でした^_^;
えええっ!?なんで、バートンの映像美がヨン様恋愛映画に負けるんじゃっ!!と、当時かなり私は憤ったもんですが、その後チャリチョコは大ヒットとなり、ヨン様を押しのけて一番大きな劇場で上映されるようになった、というのも懐かしい思い出です(爆)
しかし、次回作の「ビックアイズ」、私の地方では上映してくれるだかしないだかも、まだイマイチはっきりしておりません・・・
パンフとローソ●特製チケット。
おまけ:富士山とアダチン
バートン展入口とアダチン
目玉バルーンとアダチン
あ、ナマのバートンにも一度だけ、お目にかかった事があります。
なんつうか、シャイなおぢさん、っていう感じの人でしたよ(爆)
六本木ヒルズ・・・なんとも、私とは超遠い場所でございますが^_^;
しかし、たぶん、このテイム・バートン展、数年前にNYの近代美術館かどこかで開催したのの日本公開版だと思うんだけど、当時、真面目にNYまで見に行こうかと思ってたので、嬉しいでございますよ、日本でみる事ができまして。
で、開催時間は11時からなんですが、その前からすでにチケット売り場には長蛇の列がっ!!
先に、ロー●ンでチケット買っておいてよかったよぉ~・・・
チケット売り始めるのも11時あたりらしいのでね。
私は、とっとと先にチケット引換えてエレベーターの列に並びます。
この森美術館、52階にあるんだそうで!もっと上には展望台とかもあるらしい・・・んだけど、有料だから別にいっか、と思ってしまう私であった。
そして、52階にちょうど10分くらい前につきましたが、そこでもすでにそれなりの列・・・
でも、このくらいはまだ、良かったと、後からつくづく思いましたねぇ・・・
まー、とにかくティム・バートンですから、中身のほとんどは、傷だらけとグルグルと、クマ付きの目玉っていう感じですな(爆)
まー、普通だったらかなり、奇妙というか不気味・・・と、思うような展示がほとんどなんですが(彼の絵本(?)「オイスターボーイの憂鬱な死」的な感じが強い)、実際に見にきた観客、それも冬休みのせいか学生っぽい女性グループが多かったんだけど、その形容が、
「かわいい~!!」ばかりだったので、いいのか?それでっ!?と、思ったりした私です(爆)
でも、その後、その年代とよく接している方(学校の先生)にその話をしたら、
「いやぁ、その年代は、とりあえず感動したりとか、感情が動くような体験の表現がとりあえず全て『かわいい』と表現するんですよ!」とのお言葉でした(笑)
そーいうもんなのねぇ~^_^;
さて、ティム・バートンと言えば映画監督で、よくジョニデと組んでの映画が有名かと思いますが、そのキャリアの始めは実はアニメーターだったんです、しかもディズニースタジオの。
どう考えても、作風ちゃうだろっ!!って思うんですが、当時はやはり苦労したらしい・・・
今でこそ「きもかわいい」と評価されるような彼の絵ですが、当時は単にグロテスクだけで、とても一般的には受け入れられにくい・・・
そして、ディズニーの当時は、誰からも愛される作品、ですからね~。
当時、彼が作った「ヴィンセント」や「フランケンウィニー」も、結局、当時は理解されずにお蔵入りとなり、そして月日は流れ、その当時ボツにされた「フランケンウィニー」が、長編作品としてディズニースタジオで作られたりするようになったのですから、なんとも趣深いものがあるっていうかね~。
あ、私は結構昔からティム・バートンのファンだったので、彼関連の本とかで翻訳されてるのはほとんど全部持ってるのでありました(笑)
しかし、「あー、そうだろうと思ったよ、ティム・バートン好きそうな人に見える!」って断言されちゃうっていのは喜んでいいのやら?何なんか?っていう気もしますが(爆)
で、今回の展示は、映画監督というよりも、それよりももっと大きな括りの「アーティスト」としてのティム・バートンっていう感じでしたな。
どこへ行っても、どんな時でも、ついついあちこちいたずら描きしてしまう、っていうわけで、まず入場してからは、そういった描きなぐった感作品の数々なんですが、そのほとんどがペーパナプキンに描いたモノ!!
そして、やはりつぎはぎとグルグルと、クマのある眼球が目に付きますねぇ~。
たぶん、彼の頭の中には、そういう物が溢れかえっているからなんでしょう。
映画では、元ネタというか元デザインは彼のモノでも、やはりそれはそれなりに、一般的に見てそれほど拒否感の出ないデザインに甘めに変換されてるんだねぇ~^_^;と、思ったりして。
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」なんかのデザインも、結構映画になった状態としてみると不気味って言えば不気味なんだけど、どこかエレガンスさがあるんだけど、原画的にみるとホント不気味(爆)
でも、ユーモアは原画の方がよく出てるかな?ブラック系ですが・・・
私は、ティム・バートンのダークファンタジー系美術設定が好きなんだけど、それは不気味&気持ち悪い&怖いだけでなく、そこにエレガントさとユーモアが含まれているからなんですが。
しかし、つぎはぎの意味が、壊れた破壊された物(心を含む)でも、つぎはぎでまた、元通りではなくても、別の形としても復活する事が出来る、壊れて終わりではない、っていうところなんか、いいなぁ~と思いました。
で、一応音声ガイドがあったので借りてみましたが・・・
結構、情報量は少なくてちょっとがっかり、かなぁ~・・・
普段、美術館で私はよく音声ガイド借りるんですが、それらと比較するとかなり量が物足りない印象・・・
まぁ、喋ってる事ほとんどをすでに私が知ってるっていうのもあるかもしれませんがねぇ~^_^;
映像モノも結構ありましたが、どれも人気で、っていうか、入場してからもうすでに満員状態になってしまってましてねぇ~、なかなか自由には見られないというか。
まぁ、仕方ないですねぇ、それだけ人気があるってい事で(笑)
あとは、この人気に見合っただけの映画に客が入ってくれるといいんですがねぇ・・・
ジョニデが出てないと、案外と彼の映画は日本ではヒットしてないんですよねぇ・・・
忘れもしないのは、「チャリチョコ」が公開当時、ヨン様映画よりも入場者少ないだろう、って小さいスクリーンの劇場に追いやられた事でした^_^;
えええっ!?なんで、バートンの映像美がヨン様恋愛映画に負けるんじゃっ!!と、当時かなり私は憤ったもんですが、その後チャリチョコは大ヒットとなり、ヨン様を押しのけて一番大きな劇場で上映されるようになった、というのも懐かしい思い出です(爆)
しかし、次回作の「ビックアイズ」、私の地方では上映してくれるだかしないだかも、まだイマイチはっきりしておりません・・・
パンフとローソ●特製チケット。
おまけ:富士山とアダチン
バートン展入口とアダチン
目玉バルーンとアダチン
あ、ナマのバートンにも一度だけ、お目にかかった事があります。
なんつうか、シャイなおぢさん、っていう感じの人でしたよ(爆)