図書館で、静岡県民本というか、静岡県民あるある本を2,3冊借りて読んでみた。
まあ、どの本も内容はほぼ同じで、ネットネタですでに出ているレベルの話で目新しさは無いんだが、ついつい
あるある!と、読んでしまう(爆)
年取ると同じ話を何回もする、つうのがありますが、何回も同じネタで楽しめる、つう利点もあるなあ、忘却もまた、楽しいのかもね。
で、この種の本、静岡だけぢゃなくて各都道府県あるはずなんだが、図書館にあるのは静岡と大阪、京都、まれに名古屋、愛知ではなく名古屋^_^;
東京は意外にもあまりない、やはり東京人ていうより全国から集まってきてるからかな?
私的には、旅行ガイドが図書館に置かれてるように、この県民本全種類置いて欲しいなあー。
◯◯県民はこーいう性格傾向がある、つうのはまあ、血液型性格と同程度くらいの関心しかないが、それよりご当地ネタの話を読みたいんだよねー。
旅行行く前に、ガイド本よりもこーいう本読みたいなあ、と思う。
と言って、自分で買う程でもないしなあ。
ほかに最近、佐野洋子さんのエッセイ本を読みました。
役に立たない日々
日記みたいな形式のエッセイ。
何かについて語る、というより、その日の朝起きた時どんな気分で、朝ごはんは何食べて、テレビ見たり友達に会う、一緒に料理を作ってみたり、とかとか。
しかし、なんつうか面白い。
全部にあるある!と共感はしないが、というより作者自身が共感を得たいなんて思いながら書いてないだろうし、きっと「共感?なんであんたと私の気持ちが一緒になるわけ?知りもしない他人なのに、気持ち悪い!」とか、言われそう^_^;
そう、結構ズケズケ、ズバリというタイプの文なんですね、そこが心地よいというかねー。
読んでて、あーいいなあこういう暮らし、とかと思う事はほぼ無い。
老いていく時代遅れになっていく自分、親、友人、に対し、それを否定も肯定もせず、というか言ってる(書いてる)側からフラフラと迷走する、でもなんかわかるなあー、という感じです。
私は他人の日記読むのは結構好きだと思うが、と言っても私生活の書きなぐりを読むのが好きではなくて、何らかのテーマというか何かについての話を書いている日記を読むのが好きなんであって、人より事主体なんだよね、基本私は。
例えば、何かの映画を見た感想をかいてある日記とか、あくまで書いた人の生活を知るために読むのではなく、その人がその映画を見て何を感じたのかを知りたい、そのために日記を読む、みたいな感じ。
その観点からだと、この本は読むとこ少ないんだが、なんか面白かったです。
やはり、そのあたりが素人との違いかなあ?
ヨン様や韓流ドラマに夢中になったりとか、911とか時代を感じるというか、なんか同じ時代生きてたんだなあ、佐野洋子さんと私は、ってなんか一方的に親近感も感じたりしてねー、まあ勝手な話でございます。