УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

社会復帰

2012-05-08 19:45:03 | 日記
さーて、GWも終わり、社会復帰して、しっかり仕事はしてますが、何だか気が抜けてるなぁ~という気も。
しかも(?)今日なんか、仕事の最後の最後の方で、なーんか信じられないような対応をされて、ムカつくムカつく。
まー、相手も何らか理由があったとか、虫の居所が悪かったとか、今までの私の対応が(相手にとっては)それに値するようなぞんざいな感じだと実は思っていたのか、よく判らんがね。
でも、私は気が短いので、すぐその場で、しっぽバンバンバン!!と、くるねこのぽっちゃん化してしまうので、結果、ストレス溜まる前にすぐ発散されて、どーでもよくなってしまう・・・と、うーむ、なんかすぐ忘れちゃうのもぽっちゃんに似てるかもね^_^
基本、他人のことってあんまり気にならないっていうか、悪い言い方すると、どーでもいい(自分にかかわらない事なら)って思っちゃうからなぁ。
まー、このブログであんまり仕事関係の事は、特に愚痴とか文句は書かないようにしてるけどさ~。

で、今日から土曜まで、今週は毎日猫当番日です。
今日も、仕事終わってから行ってきました。
時間帯によってみかける猫数が極端に変わる場所なのですが、今日はまぁ中庸という感じかな?
今のトコ、子猫の気配もないので(完全に避妊去勢手術が終わっていない)よいのですがね~。
でも、世間的には子猫の季節になってきたようで・・・コワイのぉ。


昨日は、妙に赤く大きな太陽さんでありました。
スーパームーンと関連あったのか?単なる偶然だろうけどね~。
写真だと、色が出てないけど、すごい赤でそうだなぁ~トマトジュースの透過性を良くしたような感じの赤、というか。


ついでに(?)季節モノの「なんじゃもんじゃ」の花。
正式名前は、ヒトツバダコというらしい。
しかし、そもそもなんじゃもんじゃ、っていうのは、見知らぬわからない木とか花とか植物系をとりあえず呼ぶというケースでつけられる仮の名(?)らしいです。



季節モノ、と言えば、昨日お茶屋さんで新茶の荒茶を買いました。
新しく、コバルトブルーの急須と同じような感じのマグカップも買った!!
早速、入れてみましたが、おぉ、香りがいいのぉ、そして甘みがあるよ~、美味しい美味しい。
島田産のお茶ですが、私はあんまり気にしないのでフツーに飲む。

で、関係ないが、ちょっと前にこんなネタがありました。

 
Twitterやネットの掲示板などで、こんな問題が話題になっています。みなさんはコレ、パッと見て意味が分かりますか?


40-32÷2=?

小学生「4!」

理系「よくわかってんじゃん」

文系「やっぱわかんないか~w」

 かけ算割り算は先に計算するのが決まりなので、普通に計算すれば答えは24のはず。
ところが小学生の「4!」に対し、理系は「よくわかってんじゃん」、文系は「やっぱわかんないか~」とまるで正反対の反応。え、え、どういうこと!?

 実際、理系出身の同僚はすぐに「あーなるほど」とニヤニヤ。
文系の筆者は、さっぱり意味がわからず「???」と頭をひねるばかりでした。

 ちょっとイジワルな問題ではありますが、分かった人からは「これは面白い」「久々に感心した」「口頭だったら間違いだよね」といった声も。さて、みなさんは「よくわかってんじゃん」の理由が分かりましたか?


というヤツ。
うーむ、理屈はわかるけど、私はこのケースでは文系の人の反応が普通で正しいと思う。
何故かっていうと、「4!」と書いてある(笑)
だって、日本語で「」で表現される文章は、会話、口述場面である、っていう事でしょ?(←イヂワル)
もし、黒板なりホワイトボードに記載で4!と書いてた、っていうなら判る。
でも、会話のうちで、理系の人が考える「正解」である、っていうのならば、「4!」ではなく「4の階乗」って書くべきでしょう~。
通常、会話のシーンのト書きで!と書かれたら、そりゃビックリマークの略と考える方が極々普通で常識的で、それが!=階乗の略って知っていても、それは例外であくまで少数の反応と考えるべきなので、この場合「だから文系は、だから理系は・・・」とかというのとも別問題、という気もしますが。
それに、小学生の算数レベルで通常は階乗なんて教えていないはずなので、特殊な場面または特殊な児童でない限り、小学生が「!」と話しているセリフを、「階乗」と判断する方が常識的、普通じゃないよなぁ。まあ、悪いっていうわけでもないけど。
でも、文系の場合の考え方は、より一般的な普通の判断共感を考える、求めるに対し、理系は普通とは違う逆転の発想を求める、とかっていう傾向にあるから?とかって思ったりもして。
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ついにGW最終日

2012-05-06 19:57:40 | 日記
でしたね~、今日は。
明日から、ちゃんと早起きできるでしょうか~?
早寝遅起きの習慣がすっかり身についてしまった・・・(要するに、寝てばかり・・・)
今日は、そーいえば、シンフォニエッタ静岡(←地元オケ)の定期演奏会があったような・・・どうしようかなぁ~?
と思い、演奏曲目は何かなぁ~?ゴソゴソ・・・と調べたら・・・
おおおっ!!!なんと、ケージの4分33秒を演るとなっ!?
おおおお、これは行かねばなりませーんっ!!!
というわけで、行ってきました。一番安い席でしたが~^_^;
で、演奏会の方については、後で音楽ブログの方に書こうかと思っておりますが。

で、またまた、読んだ本についての感想ですが・・・


東京ディープ散歩

くわしく表紙も内容もみないで、とりあえず手に取ってしまった本なんですが・・・
「東京散歩」っていうわりには、妙に銭湯に関して力が入ってるなぁ~と思ったら、著者は町田忍さんであった~。
そりゃ、銭湯に力が入るわけだよ~。納得、納得。
ディープ、って書かれると、人によってはアンダーグラウンド的なところを期待したりとか、あるいは前衛アート的なものとかを期待するかもしれませんが、この本は、それよりも「一般人が地元民が暮らす裏路地の風景」を愛する散歩、という感じなんですね。
そういう街中を狭い細い道をフラフラ流離って、ヘンなものを見つける楽しみ・・・
おおお、同じじゃーん!!っていうわけで、私的には、かなりシンクロ率高い本でしたよ~。
銭湯とか狛犬、マンホールのフタとか、おお、かぶってるかぶってる!!
この間、歩いた目黒界隈とか、わりとよく歩いた北千住とか、あー判る、判るっ!!という感じです。
猫がよくいる道、っていうのも判るねぇ。
東京だけじゃなくて、全国各地に、こういったヘン(?)なガイドブックがあったら、楽しいなぁ~と思うんだけどねぇ。


ネコを撮る

先日、見てきました猫写真展、その岩合光昭さんの本です。
ネコを撮る、とネコ写真撮影のテクニック・・・なんですが、それは具体的に光がどうとか露出がどうとか、っていうプロ的な技術的な話・・・っていうよりは、どちらかと言えば「心構え」みたいな感じの本です。
ネコを素敵に撮るには、ネコの気持ちになって・・・というのは、実によく判りますよ~、そりゃぁねぇ。
そして、知らないネコ、外のネコとかを撮る場合は、心を鎮めて・・・っていうのも判る、判る^_^;
ネコを見つけると、つい心が躍ってしまって、それが相手にすぐ伝わって警戒されてしまうんだよね~。
カラスもそういう傾向あるけど、カラス(またはネコ)は、自分に関心がない人間に対しては、自分の方もあまり警戒しないで近くにいてもわりと平気なんだけど、意識している人に対しては警戒心を強くもって、距離も遠く取ろうとする、っていうの。
カラスもネコも、のんきなように見えて、実は周囲をよく観察しているものなんですな~
そして、それと通じる点もありますが「ネコは余裕のある人に懐く」というの。
なので、バーッとすぐ直線的に近づいてきて、動きが予想できない子供はわりと苦手で、動きがゆっくりとしているおじいさんとかおばあさんに馴染む、っていうのは判る。
さらに、「心にも余裕ある人の方に心を開いてくれる」っていうのも・・・ががーっんっ!!と、心に余裕のない私~(泣)余裕がない、っていうか、せっかちなんだよね~。
ネコ見つけると、あ、逃げちゃう、とかとかと焦り焦りしてばかりいるのがいかんのか~、でもしちゃうよねぇ、トホホホ。
この本を読み終えると、明日は早起きしてネコ探しに行こうか?という気持ちになる本でございました。
(現実は、ネコに乗られて身動きできず、また二度寝になってしまうのでありました)


やにゃか散歩

こちらはマンガなんですが・・・
東京の下町、谷中、日暮里あたりを黒子猫やにゃかがお散歩する、という感じかな?
特に観光案内マンガっていう感じでもないけど、そのあたりが舞台になっているのでそのあたりの道とか神社とか建物とか、「一箱古本市」とかの話もちょいと出てきます。
一箱古本市、っていうのは私は知らなかったのですが、全国規模であちこちでやってるらしいのですが、元はこのあたりが発祥だったらしい。
ダンボール箱一箱分くらいの自分の古本を持ち寄って、路上で売るそうな。
本のフリーマーケット・・・ですが、単にあまってるいらない本を売る、っていうよりも、本を財産っていうか情報というか、文化というか、それを他の人に伝達していく、っていう考え方かな?
なので、売り側買う側でのコミュニケーションが密になり、「この本が好きなら、○○の(←作者名)も好みかもしれませんよ!」とかと、教えてもらったりとか。
普通のブック○フとかじゃ、まず見つからない本がある場合もあり、しかもかなりお値打ちで、とかと楽しそうでありますね~。
で、マンガのあとがきの中で、「倉敷の蟲文庫が・・・」って書かれてあって、ビックリ!
っていうのは、蟲文庫って「苔と歩く」を書いた人なんですよ~!!
私が、苔にはまるきっかけになった本です。
特に、このあとがきでは、「コケ」には触れてなかったけどね。
マンガとか本とかを気に入った場合、その作者が好きな音楽とか別の本とかマンガも、自分が気に入る確率って結構高いと思うのですが、好きなマンガの作者さんが、全然関係ないルートから自分が好きになったものとも関連していた、ってかなり嬉しいっていうかね~、まぁと言っても自分だけですが^_^;

と、そーいえば今日の紹介した本の共通点は、「ネコ」ですな~、そういえばねぇ。
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今日はこどもの日

2012-05-05 13:00:01 | 日記
今日はこどもの日、なんですが、仕事の緊急待機当番日のために大人しくしております。
で、昨日、図書館で今日大人しくしている用として、本を6冊ほど借りてきました。
が、その大半が写真集とか図版とかだったので、すでにサラッと流し読み終わってしまって、これから新たな本を仕入れに行く予定です。
しかし、役所はしっかりお休みなのに、図書館は開いてくれていて、嬉しい限りです。
関係者の皆様、ありがとうございます。

で、読んだ本の中から・・・


字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ

最近は、映画字幕でもT田なっちゃん一辺倒から次第に、いろんな訳者の方のお名前を見るのと&字幕監修として、映画関係の訳者というわけではなく、その映画が描いている内容の方に造詣の深い人がチェックしているという物が多くなってきて、よかったよかった、というか、これもまあ、T田なっちゃんの功績と言えば、功績ではありましたね。
で、この方のお名前、見た事あるような・・・ですが、特に意識して見ていたわけでもなく、でしたが、字幕を作った映画作品を見ると案外見ていたりする。
そして、普段は普通~というかあまり意識して見ていないけど、実際はかなりその映画を理解、共感、感想言ったりするのに大きな影響を秘めている「字幕」それを作っている方の本です。
でも、映画の方は、やはりマズいのか作品の実名はあんまり出てこない、っていうか大体判るような気もするけど・・・という感じ。
映画本来、その作品の上でのその台詞の「意味」と日本語の訳をマッチさせる難しさ、さらに字幕ならではの翻訳「字数の制限」とかについて。
後半、日本語の乱れ的な内容も多くなってきていますが、その元をたどればどこか「字数を(ムダに)増やしている」事に対する、職業病的な執着感もあるのかも(そして、それを本人も自覚している)という感じもあり。
二重敬語とかね。
とすると、「ら」抜きなんかは歓迎すべき事なのかもしれませんね。
で、私としてギクっと来たのは、文章の後ろに(笑)ってつけることを批判していた事!!
うわー、滅茶苦茶やってますよ、私っ!!
あ、ちなみに、この!とか?もあんまり好きじゃないようで(場合によるようだが、その濫発には)
(笑)ってつけると、そこで「ハイ、ここで笑うトコロですよ~」と、ヘタな芸人に強要されているような感じがするから、と。
うーむ・・・反省・・・、というわけで、今日のブログは(笑)をつけない事を目標としてみました。
が、なにせ、パソ通の時代だから、絵文字はもちろん、顔文字よりも(笑)の方に親しんできた(?)旧世代としては、難しい~。
(笑)には、まあ笑いどころだと説明する点もあり、反面、照れ隠しみたいな自虐的な意味もあったりするんだよね。
また、実際「冗談」のつもりで書いたのを冗談と受け止めてくれない人もいるので、判りやすくするため、というのもあります。
書き文字・文章の難しいところですよね。
元々は、ロシア語翻訳の流れから来た方なんだそうで、ロシア語の話も極々ちょこっと出て来ておりました。
と、かなり映画の裏話としても、日本語・言語の話、先ごろの日本語およびそれに関連した社会の話、としても大体面白かったのですが、気になったのが、「ロード・オブ・ザ・リング」の字幕問題に関する事。
これに関しても記述が、???というか、やっぱり身内だからこう見るのか~とかなりガックリ、残念に思いました。
この本が出版されたのが2005年、LotR(ロード・オブ・ザ・リング)の字幕問題が出てきたのが2002年あたりだったかなぁ?
この本によると、T田なっちゃんがLotRの字幕を担当したのだが、それを見た原作ファンが「ここは違う、誤訳だ」とかとすごい非難をした、っていうの。
そして、それに対して、映画字幕に対する制限とか、マニア対象と一般の初めてこの作品に触れる人との相違を理解してない、みたいな事を書いていて・・・
ちゃうねーんっ!!!!!(笑←やはり、書いてしまう)
字幕改善を求めたのは、そういう事じゃなくて、もっと単純に「字幕が間違っているから」でしょ。
意訳としての相違点じゃなくて、絶対的に間違えてるから。
現に、吹き替え版は別の人が訳してたが、字数の制限以前の問題として、こちらは正しく解釈されて訳されていたので、この映画、字幕版を見た人と吹き替え版見た人では、物語の内容が違って理解されている、という事態になってしまってるから、なんとか少しはDVD発売時は直してくれ、っていうのが反対運動の趣旨。
当時、私も改善運動の署名とかに参加したので、ついつい熱くなってしまいますがね~。
で、この作者に対する私的好意度、内容に対する同調度もぐーっとダウンして・・・ですが、後からネットで調べたら、ちゃんとその点について説明してくれた方々がいるらしく、作者も自分の情報不足を思い込みで活字にしてしまった、とその点は落ち度をちゃんと認めて、公式に訂正もしているそうです。
そうそう、その態度というか、姿勢が、ちゃんと最初からヘラ○ドとか、(もうこの会社ないけどね)T田なっちゃんにも欲しかったねぇ~。
トムクルといちゃいちゃしてるだけじゃなくてね。
で、これは一部の極端な例なんだろうけど、今日の「こどもの日」こども=変換すると子供、ですよね。
この供の字が、奉げる、いけにえとかと通じる文字なので、それをこどもに使うのは反対、こども、か、子ども表記にすべし!!という話があったとか・・・
うわー、そんな事言ったら他にもひっかかる単語とかいっぱいありそうですな~。
それこそ、日本語の崩壊につながるかも、ねぇ。
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今日は「テルマエ・ロマエ」

2012-05-04 19:19:42 | 映画


今日は、映画が1000円で見られる日だったので、「テルマエ・ロマエ」を見に行きました。

映画「テルマエ・ロマエ」予告編


結構人気らしいので、あんまり繁盛していないだろう映画館を選択していってみたら、なんと列が出来ていた~っ!!
そして、満席になったらしい。恐ろしや、テルマエ・・・

予告を見た範囲では、あんまり期待できそうもないなあ~と、全く期待しないで行きましたので、かえってそれが良かったようです。
で、なんか「のだめ」っぽい感じがするなぁ、と思ったら監督が同じであった(笑)
そーいや、フジテレビが絡んでる映画であった。
で、その関係か「踊る・・・」の予告もかかりました。まー見ないけどね。

で、テルマエロマエの方です。
マンガの方は、すでに手塚賞とかの受賞後で話題になってるから読み出した、というレベルですが、かなり面白いです。
映画の方も、その面では原作の力を生かして、面白さは出ている。
つまり、マンガ画面上のその一コマを、実写に変換して、その面白さを伝達する、というのはかなり出来ていたとは思います。
また、「のだめ」もそうだけど、この監督の映画は、のだめとこれに限ってだけど、双方ともに共通するのは、原作の力がかなり強い事と、キャストに救われている、というところかな?
面白いところは、マンガ上で原作者がやっていて、面白かったところ、それを実写化しているので、面白いというのはすでに判っているというか、すでに面白さとしては完成している、それをなぞっているのでそれなりに面白さはある。
原作知らなくて、初めて映画を見た人でも、面白いと思う。
しかし、原作読んでると、やはりすでに、初めてではなくその面白さを知っているせいか、やっぱりマンガの方が面白くてインパクトがあるんだよねぇ。
まぁ、仕方ない事ですが。
また、最初、予告を見たレベルでは、主役のルシウスを日本人の阿部さんが演っている点が、「やはり、違うなぁ」と思って、かなり違和感だったのです。
いくら、濃い顔、とは言っても、やはり阿部さんは阿部さんで日本人=平たい顔族、にしか見えない・・・
と、思ってましたが、実際映画で見てみると、そういった外見よりも、この映画で重要なのは、ルシウスのリアクション、そのオーバーアクションや表情にあるんですね。
なので、これがもし、ホンモノの(?)イタリア人役者さんだったとしても、「日本人として判る」この大袈裟さ、表情のおかしさ、これはやはり、日本人だからこそ出来る、という点の方が大きかった。
要は、外見より中身ですな(笑)
っていう感じなので、阿部さんで結構OK!!でありました。
「のだめ」におけるミルヒーみたいな感じですな。
かえって、外人役を日本人が堂々と開き直ってやる胡散臭さが、笑いを引き出すという点も、映画・実写ならではであった、とも思えます。
ただ、この映画の面白さは、そういった原作の持つ元々の面白さ、&阿部さんの面白さ、だけでもたせた感じで、映画としてのオリジナル部分は正直、つまらなかったねぇ。
映画全編に統一感をもたらしたかったのか、オリジナルの女性キャラを出してきたけど、これがかなり面白さを減らしているように思います。余計、というか、蛇足というかね~。
後半、オリジナル色が強くなっていくほどに、面白くなくなっていく・・・
原作の4巻で、古代ローマおたくの天才芸者が出てくるあたり、すでに原作でさえも「そりゃ~出来すぎでしょ」と思ってしまった私ですので、今回、漫画家志望のこの女性が、いきなりラテン語ペラペラだったり、ローマ史に詳しくなっている、とかってなってるのにはねぇ。
それなら、元々漫画家でかつ古代ローマおたく、なんだけど、「そんな今時、ローマ歴史マンガなんて、売れるか!!」という事で、描きたいモノと商業的に求められているモノとの相違に鬱々してしまう、っていう設定なら少しは納得できるけどね。
でも、まぁ、思っていたよりは良かった、良かったし、書き下ろしマンガ付きの小冊子がおまけでつくし、そりゃそれでまぁ、いっか。1000円だし(爆)


我が家にもあります、ケロリン桶関西タイプ。
カメにもピッタリサイズ!!(爆)

【公式】アニメ「テルマエ・ロマエ」 壮大なる配信!その1

アニメ版もあった・・・が、見事なまでに動かないですね~(笑)
鷹の爪団みたい~と思ったら、あえてのようでございますな





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今日は伊藤若沖

2012-05-03 17:20:18 | 日記
昨日は一日中、雨でしたねぇ~。
昨日は、渋谷の映画館でソ連映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」の上映があったのですよ~。

ПБК: Кин-дза-дза. Анимационная версия.

おお、↑は、もしかして「作る、作る」と言われていた、アニメ版キン・ザ・ザ??
ヴァイオリンがチェロになってますが・・・

しーかし、仕事でねぇ~T^T
まぁDVD持ってるんだけどさ、一度スクリーンでも見て見たかったのさぁ~。
で、キンザザを上映した、その渋谷の映画館、現在「妄想、異型の人々」というシリーズをやってまして、その一環としてキンザザの上映があったのですが・・・
おぉ、他にもエド・ウッド作品とか「アブドラジャン」とか「フリークス」とか、「妖婆・死棺の呪い」とか、ちゃっかり(?)サム・ライミの「スペル」とか、その手(爆)の作品のオンパレードじゃんかいっ!!お
や、名画路線だと勝手に思っていたイッセイ尾形主演のロシア映画「太陽」も何故か入ってますが。

で、お昼過ぎから雨がようやく上がったので、県立美術館へ行ってきました。
現在「カラーリミックス」という展示をやってまして、その中で、ここ所蔵なんだそうだが、まだ私は見た事がなかった東山魁夷の絵が展示してある、っていうのを知って、主にその絵を見にいった、というわけです。
という展示をやってまして、その中で、ここ所蔵なんだそうだが、まだ私は見た事がなかった東山魁夷の絵が展示してある、っていうのを知って、主にその絵を見にいった、というわけです。
で、普通、美術館での展示っていうと、誰か一人の画家、またはその画家の弟子とか関係者とかの作品を集めた展覧会とか、あるいは「エルミタージュ美術館展」みたいな、他の美術館所蔵の作品を特に集めて展示、とか、あるいは時代的にまとめたりとか、または絵の手法とかジャンル的に集めてみたり、というパターンが多いように思います。
今回のこの展示会は、ちょっとそーいう点から見ると変わっていて、所蔵作品のみの中で、「色」という観点に注目しての展示会、という事でして。
作者も時代も、ジャンルもいろいろな作品を「色」という観点から、仲間わけ(?)して、解説も主にそういった面から、という展示。
偶然、学芸員さんの解説付きで見るチャンスがありましたが、主催者側の「意図」がよく見えてきて、予想より面白かったねぇ。
単に、色が構図が、っていうよりも、当時のこの顔料は材料はこれで、その入手困難度はこのくらいで・・・とか、そーいう素材関連のネタが多くてねぇ~。
で、ポスターの顔にもなっている伊藤若沖の絵。
なんとなく、見たことがあるなぁ~くらいだったのですが、この絵を描いた伊藤若沖は江戸時代の人って聞いて、実はビックリ!!
うわ~、江戸時代の人がこんなにポップな絵を描いたのかぁ~っ!!
これだけ特徴のある絵なので、結構ファンも多いのだそうで。なーるほどねぇ。
この樹花鳥獣図屏風は、近くで見るとまるでタイル絵のようになってのですが、なんでこんな手法を江戸時代の人が思いついたのだろうかねぇ??
若沖のプロフィールを読むと、ひたすら絵のみにしか興味がなくて、という人だったらしいねぇ~。

 


こちらは、複製で、現在、一人が一個タイルみたいに色をつけたのを置いていって、この屏風絵を完成させよう、というイベントが開催中でした。
江戸時代、ゾウはまれ~に来日してたらしいが、他にもヒョウとかテナガザルとかもいましたよ~、唐獅子とか鳳凰も混ざってましたが(笑)
で、目的の東山魁夷の絵は、珍しい~の富士山でした。
でも、富士山の前に何気に「道」がある、とか東山魁夷らしさはあるなあ~という感じ。
そして、この富士山の形からすると、きっとモデルとなったのは静岡県側から見た富士山!!(爆←山梨の皆さん、ごめんなさい)
金屏風にツルが沢山、っていう屏風があって、ここの照明はわざと時間ごとに段々暗くなったり明るく戻ったりを繰り返してるのですが、明るいから暗くなっていく時は、最初に背景にあたる金色の部分が暗く見えてきて、ツルの絵が浮かび上がってくる感じ・・・なんだけど、かなり暗くなってしまうと、今度は反対に背景の金色の方がぼんやり明るい、という、ちょっとマジック的な楽しみも教えていただきました~。へぇぇ~、不思議・・・
蓄光する素材を使ってるわけじゃないし(江戸時代だからねえ~)なのに、そう見えるのがなんとも意図しているだか偶然かは不明だが面白い。

で、美術館の後は、街中の某老舗デパートへ。
いや~、このデパート中入ったの何年ぶりかねぇ?という感じでしたが。
目的は、デパートの画廊でやってる東山魁夷の版画展。



原画じゃなくて、リソグラフの複製・・・なんだけど、まーほとんど原画的に見えます、っていうよりも画廊だけあって、絵には解説よりも、まず「お値段」がついていて、ついついそっちに気がそれる、っていうか(笑)
まー、大体一枚150万円くらいですよぉ~、複製と言ってもこのお値段ですからねぇ。
氏の代表作「道」なんか、大きさはそんなに変わらなくても、お値段は250万円くらい・・・^_^;
ひぃぃぃぃ~・・・
でも、夏向きでいい絵ばかりでした。
涼しくてさわやか~系だけど、その中にキリッとした厳しさ、ピリッと山椒の辛さが感じられるような絵でしたな~。
あーこういう絵が飾れるような環境に・・・絶対ムリですな(爆)
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