1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

「逮捕者の待遇改善の法改正」4月8日付 ロシア新聞

2009-04-09 | ラジオ
法改正は内務省が進めているもので15日間の拘留期間中、外部への
電話、8時間の睡眠などを保障するものだとしている。
内務省の統計では昨年50万人のロシア人が逮捕され、15日間の拘留
を余儀なくされた。
ただ現在、行政処分をより厳格化する法改正が進められていることから、
逮捕者はかなり増えるものと予想されている。

ロシア新聞は今回の待遇が、その逮捕者の増加と連動した動きであると
報じている。
具体的には新聞や雑誌、本などを読む権利や家族の面会が許されること
になる。

ザ懲役 その犯罪は何年? (ラッコブックス)

白石 新
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4月8日放送 ロシアの声・ロシアのプレスからのコーナー
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サハリンから日本へのLNG供給が始まったことに関連して

2009-04-09 | ラジオ
ロシア極東で進められている天然資源開発事業サハリン2から、LNG
を積んだタンカーが初めて日本に到着した。
今後はこうした形でロシア産の天然ガスが、定期的に日本に供給され
ることになる。
これに関連して日本政府は公式声明を表し、サハリンは日本にとって
最も近いガスの供給源、サハリンからのガスの買付けはアジア・太平
洋諸国のエネルギー供給に大きく貢献するものだとの見方を明らかに
している。

LNGを東南アジアや中東から日本に運ぶには、1週間以上の時間を要
するがサハリンから出発したタンカーは3日で日本に到着する。
サハリンの液化工場から運ばれるLNGは、日本の天然ガスの需要の7
%から8%をカバーする。
世界的な規模を誇るロシア初のLNG工場は2月18日に稼動を開始しした
が、この稼動式典にはメドヴェージェフ大統領も出席した。
式典でのメドヴェージェフ大統領は次の様に語っている。
「これは貴重な価値を持つサハリン2プロジェクトの、重要な一段階である。

サハリン2の持つ可能性はロシア産ガスの利用法をさらに広げ、供給先を
多角化する問題と密接に繋がっている。
加えてサハリン2プロジェクトは、地域強いては世界のエネルギー安全保
障の強化に向けて新しい可能性を打ち出すものである。
さらにサハリン2プロジェクトは質が良く技術も高く、規模も非常に大きい国
際協力の模範となってることが出来るものだ」
メドヴェージェフ大統領は、この様に述べている。

このLNG工場が完全に稼動するようになれば、サハリンの工場では年間お
よそ1千万トンのLNGを生産することが可能となり、最大で世界のLNG需要
の5%を保障することが出来る。
しかもLNG生産計画は今後10年先まで予定されていることから、世界の燃
料エネルギー市場で信頼できる、予測可能なパートナー国としてのロシア
の地位が強化されていくことは疑いようも無い。
ちなみにロシアは国内の複数の地域で、さらに幾つかのLNG工場を建設す
る意向となっている。
これはガスの輸出先を多角化し、トランジスト国の責任によって生じるリスク
を最小限に抑えることを可能にするものだ。

そこでサハリンからの液化天然ガスの世界市場への供給開始は、世界のエ
ネルギー安全保障に対する、ロシアの重要な貢献と言えるもだ。

資源大国ロシアの実像 (ユーラシア選書)

酒井 明司
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4月7日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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