1010 Radio

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ロシアの声(4月23日放送)

2009-04-25 | ラジオ
●ロシアのラブロフ外相は訪問先の北朝鮮で、同国の外相と会談を
 行った。
 北朝鮮は5日に実施したロケット発射に対する、国連安保理の非難
 声明に反発し、同国の核問題を話し合う6ヵ国協議からの脱退を表
 明している。
 ラブロフ外相の訪問は状況打開を目指したものだ。
 外相は会談後の声明で難しい問題として、核問題に関して今のとこ
 ろ突破口を見出すことが出来ていないとの立場を示す一方、感情に
 流されてはいけない。今ある基盤に集中すへきだと語った。

 その上で基本的な姿勢として、非核化プロセスがスタートした2005年
 9月の6ヵ国協議合意に立ち返るべきとして、全ての参加国に対し合
 意にある義務を例外なく履行するよう訴えた。

●アルメニアとトルコは国交正常化を発表した。
 23日、アルメニアのエレバンではアルメニア、トルコ、スイスの3ヶ国が
 両国の国交を正常化させるとの声明を採択した。
 330キロにも渡って国境を接するアルメニアとトルコの関係は、1915年
 の第一次世界大戦中にオスマン帝国が行った、アルメニア人に対する
 民族大量虐殺をトルコが認めていないことから悪化した。
 4月24日は民族大量虐殺の犠牲者を悼む記念日に当たっていることか
 ら、その日を前に両国が国交正常化を宣言したことに対してしは、大き
 な注目が寄せられている。

オスマン帝国の時代 (世界史リブレット)

林 佳世子
山川出版社


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●トルコの銀行ギャランティは、ロシアとの取引をルーブル決済に移行し
 た。
 今年2月、トルコのギュル大統領はロシアを訪問した際、自国通貨によ
 る相互決済へ移行するイニシアチブを提起しており、この提案をロシア
 とトルコものビジネス界も歓迎していた。
 ギャランティはその一陣となる。
 尚ロシアとトルコは互いに主要な貿易相手国で、昨年2008年の相互貿
 易取引高は340億ドルに達した。

●サーカシビリ大統領の退陣を求める、グルジア野党勢力の抗議活動が
 23日、新たな段階を迎え、さらにその勢いを増している。

●ウクライナ南部にあるクリミア自治共和国の最高議会は、(?)がソ連兵の
 記念碑撤去の決定を下したことに付いて、それを批難した。

(?)は聴き取れず
コメント
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