1010 Radio

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東シベリア太平洋パイプラインの中国への指針に付いて

2009-04-16 | ラジオ
4月6日、プーチン首相はロシア下院国家会議で演説し、東シベリアから
太平洋沿岸に至る東シベリア・太平洋地中パイプラインの中国国境まで
のルートの敷設が、数週間後にも完工すると伝えた。
東シベリア・太平洋石油パイプラインはロシアの国営パイプライン運営会
社トランスネフチが、東シベリア産原油をアジア・太平洋地域に輸送する
目的で建設しているパイプラインだ。
東シベリアから太平洋岸へのメインのルートに加え、中国への(?)の建設
計画も進められている。
これに関しロシアの声の評論委員は、次の様にコメントしている。

1ヶ月前の3月7日、中国の外相が北京で行われた、全国人民代表大会
の定例会議の中で行われた記者会見の席上、今年2月に中国とロシア
の間で承認された一連の協定に付いて言及した。
この協定には東シベリア。太平洋パイプラインの中国(?)の敷設、中国側
によるロシア石油大手の融資、ロシアから中国への長期の支給提携など、
両国の(?)における協力が盛り込まれている。

中国の外相はこれが全てが中露相互の利益に合致する、互恵的な計画
を持ったものであると強調している。
東シベリア・太平洋地中パイプラインの中国(?)のうち、ロシア追加分は67
キロとなっている。
原油の輸送量は第一段階で1500万トンとなる。
専門家らによると建設費は約100億ルーブル(300億円)と見ている。
中露間で締結された(?)契約では2011年7月から供給開始を見込んでいる。
さらに燃料エネルギーセクターを(?)する、ロシアのセチン副首相は中国国
内での石油精製と関連インフラの建設、さらには販売にも進出していきたい
意向を示している。
セチン副首相によれば中国側も理解を示しているということだ。
「中国との合意は地質調査や採掘から、輸送と加工といった全領域をカバー
するものだ。私は大変良い協力の手順を掴むことが出来たと考えている。
協力プロジェクトの資金面も充分に検討された。
両国はこのプロジェクトが実現化されれるためには、いつ行動を起こさなけれ
ばならないか判っている。
そして互いを信頼し合い具体的な結果に対する(?)を共有している。
これら全ては石油天然ガス分野における。ロシアと中国の協力が双方を(?)も
のだということの根拠なのだ」
セチン副首相はこの様に発言している。

ロシアは自国が有する豊富なエネルギー資源の供給に関して、中国にとどま
らずアジア・太平洋地域という将来性のある地上全体を見据えている。
(?)は聴き取れず

4月8日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル