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対テロ分野における国とビジネス界の協力強化を提案するロシア

2009-04-22 | ラジオ
現在ロシアが議長国を務めている上海協力機構では、テロ対策活動
における国家機関と、企業界との相互関係が強化されることになる。
これに関連しロシアの声の記者は、次の様にまとめている。
ロシアのラブロフ外相は上海協力機構ではG8の枠内で、ロシアが提出
した国家人災テロ対策協力強化のイニシアチブは、引き続き発展し続
けているとの声明を表した。
ラブロフ外相はモスクワで行われた対テロ国家と題された、国際円卓
会議の席上で、ロシアの提案は新たな(?)とし、さらに幅広い地域へと
広まっていると述べた。
さらにラブロフ外相は次の様に述べている。
「上海協力機構の発展はロシアの外交上の優先課題の一つだ。
これはロシアの戦略(?)だ。議長国ロシアの充実したプログラムは、安
全保障分野も含めたこの様な取組みを繁栄したものになっている。
国と国はもちろん、企業と企業をはじめとした民間の協力といった重要
分野で、私達の協力関係を広げていくことによって、対テロ分野の努力
の効率性は向上されていくことは疑いようもない」
ラブロフ外相は、このように述べている。

ラブロフ外相は円卓会議・対テロ国家の参加者を前に、3月にモスクワ
で行われた上海協力機構主導による、アフガニスタンに関する特別会
議の中では、テロリズムや麻薬の密輸そして組織犯罪を一掃するため
の、具体的な方策をめぐって合意が得られた点を指摘した。
テロ、麻薬の密輸そして組織犯罪は上海協力機構加盟国やオブザーバ
ー国のみならず、その他の地域の国々に対しても安全保障上の深刻な
脅威を与えている。

対テロ国家会合の得られた今回の成果は、こういった脅威との闘いに対
する国際社会の共同行動を強調し、効果を高めるためるのに具体的な貢
献を行うものだ。
その後、ハーブで開かれたアフガニスタンに関する国際会議参加者らも、
モスクワで行われた会合の成果を歓迎している。
またラブロフ外相はテロ対策分野での活動は、上海協力機構にとっても
疑う余地の無い優先課題であると強調し、これまでに基本合意に達した
テロとの闘いに関する協定案は、6月にエカテリンブルクで予定されてい
る上海協力機構サミットでも審議されることになると述べ、昨年9月には
ロシア(?)で対テロ演習が実施されたが、今月4月にはタジキスタンで同
様の演習が行われるとしている。

さらにラブロフ外相は経済界には国とビジネス界が、テロ行為を防ぐこと
を目的とした完全な協力を行う義務を負う分野があると指摘し、例えばそ
れは交通輸送網、極めて重要なエネルギーインフラの保護、国際貿易な
どがある。
また特に注意を払うべきことは国やビジネス界、そしてNGOを含めた社会
団体やマスコミなどの、積極的な協力が求められる。
テロのイデオロギーの一掃である。このような協力のポテンシャルは強大
であり、ビジネス界はNGOと共にこの分野で重要な役割を演じることが出
来るだろうと強調した。

(?)は聴き取れず

グローバル・ジハード

松本 光弘
講談社


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4月11日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル