Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

vsガーナ

2009-09-09 21:58:22 | スポーツ
サッカー日本代表の国際親善試合、オランダでの対ガーナ戦。

前半はPKで1点を先制されるものの、
それでもところどころシュートシーンが見られた。
シュートまでもっていくところが出来ているのだから、
あとはゴールだけ、なんて雰囲気がありながら、
それから万事休すっていうことになるかと思いきや…。

後半早々、相手のゴールキックからFWの選手にボールがわたって、
そのままゴールを決められた。0-2。
しかしすぐに中村憲剛選手がゴールを決めて1-2に。
その後またガーナにロングボールから
キーパーまで交わされてゴールを決められる。1-3。
もうこのまま終わるかと思いました。
ところが、途中から中村俊輔選手と前田選手を、
本田選手、玉田選手に変えてから流れがやってきましたね。
まず、玉田選手が角度の無いところから
サイドネットにボールを突き刺した。これで2-3。
続いて、これも途中出場の稲本選手から絶妙の浮き球のパスを
岡崎選手が頭で決めて3-3。
そして、まさかまさかの、左サイドから中央に切れこみ気味の長友選手から
のパスを稲本選手がゴール左隅にぴっちりと決めて逆転。4-3。
後半32分から38分までの間での怒涛のゴールでした。

途中出場の選手たちのモチベーションが高かった。
稲本選手がインタビューで応えていましたが、
ベンチにいながらも、自分がどういうプレーをするかイメージしていたようです。
3点目のアシストについてそんなことを語っていました。
これは当たり前のことなのかもしれませんが、
これでこそ、メンバーチェンジの良い作用が期待できるわけで。
たまたま相手チームにそんな穴があって、
その後、ドンピシャなプレーに直結したのかもしれませんが、
素晴らしかったです。

また、後半の連続得点した時間帯は、
相手チームの集中力も体力も切れた時間帯だったんじゃないか。
そんなときに、自分たちも辛いだろうけど、頑張れたメタリティが良かったですね。
途中出場の選手たちはそのへんを頭に置いていたと思うけれど、
そんな場面で、ずっと出場している長友選手がキレのある動きを見せ続けてくれた
ことは相当の価値があります。
前半にPKを許したのは長友選手だったけれど、
その後のプレーで取り返しました。
そして闘莉王選手の攻撃参加も良かったです。
ああいうのが攻撃の沈滞化をふせぐんじゃないかな。

ただ、毎度々々4点も取れるわけじゃないですから、
守備を引き締めなきゃだめなんだろうなぁ。
ロングボールでシンプルに点を決められちゃうところの
修正点ってあるのかねぇ。
1点取られるのはしょうがないとして、2点以上は取られたくないですね。
やっぱ、身体を寄せていくことに打開策があるのかなぁ、
それでもきびしそうだけど。
またアフリカの強豪国と対戦して、どう修正していっているかを見てみたいです。

あぁ、ほんと、勝って良かった。
1-3なんかで負けていたら夢も希望も無くなるところだった…。
選手、そして監督やスタッフのみなさんお疲れ様でした。
がんばれ、日本代表!
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