★Massy's Opinion
*友成晋也君 とアフ友20年
僕は読書が好き、と言うより本の収集が好きと言った方が良いのかな?20年位のある日目を引く広告に出あった。それが友成君の著作だった。偶然と言うか彼の履歴を調べるとなんと、浜田山小学校~高井戸中学~慶応高校野球部~慶応大学野球部と全く僕の後輩なので驚いた。早速、彼と同じ年代の塾高野球部の顔見知りに「おい。、友成ってどんな男?」「そうですね、比較的going my wayかな...」と言う話だった。その後、アフリカ野球友の会をサポートした彼の同級で親友の小須田君と二人を我が家に呼んで色々話を聞いた。熱意に打たれた。先ず協力者を作らなければ駄目だよ。杉並三田会に入りなさい。「野球の好きな人で六大学野球応援会(現在も活動中)と言うのが在るし...熱心な最上さんと言う人が幹事だよ」と言って、二人は入会した。その後、慶応高校の野球部OBに声を掛け、第一回のウガンダパールスの約16名の日本招聘を実施した。この時は方々から寄付を頂いたが、当時、慶応大学の野球部長をされていた丸山名誉教授にも多大なご援助を頂いた。又、当時から海外に野球を広めようと海外活動をされて居た山本英一郎先輩、又その一環で中古のグローブ等野球道具を集めていた慶大野球部故前田祐吉監督にも用具についてはご援助頂いた。ウガンダパールスの招聘時には曽根弘信君(広島商甲子園全国制覇~慶大野球部~東芝)が委員長として少年達の面倒を見て呉れた。こうして、「アフ友」はスタートを切ったのである。その後、定位置を神宮軟式野球場に移し月一の練習に在日アフリカ人を集めて、Jicaの江藤さん、外国人の面倒見が好きと野球が大好きな粂田さん、山本さん等アフリカ人集め熱く動き回ってくれた人が沢山居た。同じく慶応高校、大学野球部のリーグ戦で首位打者に成り、今、元スワローズの慶応高校第1号のプロ選手赤木君が地元で作って居る「城北エラーズ」と言うチームと試合をしたり、練習コーチ役には、宗原君達塾高OB数名が必ず参加して、20年近くアフ友は続いていた。
Jicaと言う職場柄友成君はアフリカを飛び回り熱く野球を広げて来たが、今回はアフ友の組織的改革と「キャッチ・ボールで世界を平和に」へ次のステップに進んだ訳である。僕達は、アフリカと言うと一国の様な感じを持つが、現在、55の国があり今度はソフトボールも加えて一段と野球が広がりやすく成るだろう。僕自身アフ友の活動で勉強する事が出来たし、小須田君を始め、曽根君や更に若い素晴らしい後輩たちと仲良く成れた。松井選手、日本の中にも世界平和を願う素晴らしい若い人たちが沢山居るので宜しくお願いします。
*昔の記事
<アフリカ野球友の会 神宮進出!> ‘06-4-25
- さて、皆さんご存知ですか?「キャッチ・ボールで世界を平和に!」と言うスローガンでアフリカに野球を広めようと言うNPOアフリカ野球友の会 代表 元ガーナ、ナショナルチーム監督 友成晋也氏が立ち上げた組織である。その活動の柱の一つが在日アフリカ人による「草野球チームの結成」である。
- 在日アフリカ人は留学生を含めれば沢山居るが、野球の面白さを教えるのは並大抵ではない。殆どの人が働いており友の会のメンバーがアフリカ人の集まりそうな所、アフリカ料理店や教会へ出向いて勧誘して来て、野球をやらせ、面白さを解らせる訳である。
- 昨年までは三井上高井戸グラウンドで月一回のペースで練習をしていたが、グラウンドの閉鎖で使えなくなってしまった。今年のグランド探しで僕は神宮外苑の軟式野球場を推薦した。・地の利の良い事、・知名度があり、アフリカ人にも解りやすい事が主な理由である。幸い球場事務所側の好意でほぼ月一回の予定が決まり、23日が最初の練習日だった。生憎、霧雨の天候だったが集まりもよく、推薦した僕としてはホッとした。練習はいつも通り子供達も参加して守備練習は三ヵ所でやるような状況だった。
- 丁度、23日は神宮球場でヤクルトVSベイスターズのプロの試合があり、昼間は6大学のリーグ戦がある併用日だった。こう言う日はプロの選手はヤクルトの室内練習場と軟式野球場でウオーム・アップをやる。珍しい顔ぶれの草野球チームなので目立ったのだろう。ベイスターズのクルーン投手が近付いてきて、キャッチ・ボールをしていた一人のアフリカン、フィリップさんにコーチをしだした。アフリカンはあんまりクルーン投手の「価値」が解らない。野球を知らないのだから...。日本人は皆、大喜び...ほんの短い時間だったが、神宮で練習を出来たことの嬉しいハプニングだった。フィリップさんに「You have to pay 100dollers for coaching」「おオッ、高いよ...そんなお金ないよ...」「その位、youはlucky gayね」「又、next time のpracticeにきてね」
- きっと次回5月7日の練習も多くの人が集まるだろう。
(詳細はhttp://www.catchball.net/)
- 兎に角、人を集めるには、・場所を定めること ・定例化すること・日程を事前に知らせることが僕の労働組合、水泳、犬、野球チーム造りの経験から、成功への絶対条件だ。
その意味では、新しいホームグランドで上々のスタートが出来て、今年は良いシーズンに成るだろう。
- 今いろんな人達が発展途上国に野球を広げようと、三角ベースとか古い道具を集めるとか発展途上国に適した野球伝道の面白い活動をしている。参考までに僕の知っている範囲でアドレスを記して置こう。
ネパール、 http://www.occn.zaq.ne.jp/nepalbaseball/
ジンバブエ、http://www.geocities.co.jp/Athlete-Olympia/6155/
ミヤンマー http://www.11card.jp/myanmar/index.html
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