連休の１日続き、秋葉原

　今日は女房の友達が訪問するというので、私は午前中から母の見舞いをした。元気だった。相変わらず訳の分からないことをしゃべるが時々通じることもある。
　見舞いが終わってから、秋葉原へ出かけた。秋葉原は今ではすっかり「オタク」の街になってしまったのかパソコンショップや電子部品の店に混じって怪しげなショップもある。「同人誌」云々などのものなどがそれだ。
　私が高校生だった頃、良く秋葉原へ出かけたものだった。駅前のラジオ会館には、真空管やトランジスタ、コンデンサー、などの電子部品を売る店があった。今は真空管を扱う店はどこへ行ったのやら。秋葉原はエンジニアの卵が行き交う街だったのに。
　大学時代は数学に夢中でご無沙汰していた。いつのまにかコンピューターが出現し始めた。初めのうちはワンボードマイコンと言って、電子回路そのもののコンピューターが売られていた。（TK-80やEX-80など）それが、PC-8001や9801の台頭で、ハード（電子部品）を売る店に、ソフト（プログラム）を売る店が増えてきた。怪しげなゲームのソフトが出回り、そういう嗜好の若者たちが行き来する街になってしまった。
　てやんでい。俺は生粋の秋葉原っ子でい、と言いたいが、秋葉原は、今、電気店やパソコンショップに混じって、怪しげな店が堂々と出現している。あ～あ・・・。メイドカフェなんぞが出現する街ではなかったのだ。
　それでも、裏通りをいくと、いろいろなパーツを売る店に出会う。保証なしのノートパソコンが１万円台とか、DVDドライブが２０００円とか。今日はそういう店を次から次へと回って、目の保養をした。これから秋葉原はどうなっていくのやら。