TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

バスケットボール女子優勝

2006年05月04日 12時14分05秒 | Weblog
 昨日バスケットボールブロック大会で女子が優勝した。ブロック大会というのは、たとえば第一ブロックであれば、東京都の旧第一学区(今東京には学区制度はない)の中学校が集まってつくる大会。他の区のチームと対戦するので、いろいろ勉強になる。一昨年は本校は男子が3位で都大会に出場したが、今年は女子が優勝で都大会に出場することになった。コーチのおかげだ。一昨年からベスト4のチームが総当たりで順位を決めることになった。4月30日と5月3日に試合があった。30日に2試合、1勝1敗であった。昨日の3日に勝てば2勝1敗が3チームならぶ予定で、順位は「ゴールアベレージ」で決まることになった。ゴールアベレージというのは得失点差のようなものだが、バスケットボールは取る得点が高いので(だいたい60点以上)、ルール上ではゴールアベレージを使う。
(ゴールアベレージ)=(総得点)÷(総失点)
これは90対88で勝った結果は45対44で勝った結果と同じとみなすということだ。
昨日の試合では失点を40点と仮定して、何点取れば何位になるのかを計算して臨んだ。相手チームは新人戦で40点失点したので・・・。
 計算にはExcelを使った。失点50点だったっらどうなるかなどいろいろな場面を想定した。結果は失点29点得点差39点で優勝できた。
 前半、「今、点差15点だからこのペースなら優勝だよ」とコーチに言った。点差は開いていった。「もうゆっくり攻めてもいい」。ゆっくり攻めると相手は焦るのでますます相手のミスが出る。ついに39点差。堂々の優勝だ。それにしてもバスケットボールに数学が出てくるとは・・・。顧問の面目躍如といったところ。



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素因数分解のプログラム

2006年05月04日 11時42分34秒 | コンピューター
 カテゴリーはコンピューターに入れたのですが、日記かな?今日は自宅のパソコンで選択数学の教材作り。もうすぐ始まるので・・・。選択数学はここ数年教科の補充ばかりやっていて面白くないので、少し変わったことを「最後」にやってみようと思う。コンピューターでプログラムを動かして、いろいろ遊ばせようかと思っている。手始めに素因数分解に取り組むつもり。使うソフトは「十進Basic」というやつ。数年前幕張メッセでICME9(国際数学教育学会)があり、そこに発表されていたソフト。フリーなのでこれを使う。
 素因数分解のプログラムはたくさん発表されているが、それは使わずオリジナルなものを作っている。今日さっそく作ったのだがどうもうまくいかない。6=2×3はうまくいたが、7=7で終わってしまったり、4=2×2×2になったり、どうもIF文がうまく働いていない。「十進Basic」は1行に1つの命令しか許さないので、条件分岐が難しい。うまくいったら、プログラムソースをここに発表するつもり。
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双子素数続き

2006年05月04日 11時30分56秒 | 数学
 今野さんからコメントが届きました。正解は12の倍数です。本当の問いは「双子素数の間にある偶数の性質は?」というものですが、少しひねって双子素数の和にしたのです。どうして双子素数の和が12の倍数になるのでしょうか?今年卒業した生徒から質問されて困った問題でした。証明は簡単なんですが・・・。
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