TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

お囃子その後

2008年04月25日 17時04分42秒 | お囃子

 お囃子の太鼓をたたいているうちに、少しずつ笛との関係が頭に入ってきた。笛を聞いてたたくことを目指すことにした。そのために笛の譜を再び調べることにした。

 お囃子の譜は西洋音楽の譜とはちがって、言葉で覚える。笛なら「トヒャラフ~」とか、太鼓なら「テンスケスケテン」とか。 ところが、この言葉ではリズムが分からないことが多い。

 太鼓なら「テンテンテケテン」だとテンで1つテンで1つテケで1つテンで1つ計4つを1234と数えている間にンと打てばよい。のところが1234のところ。
 で、お囃子では1234は4拍ではなく2拍。ブログやワープロでは西洋音楽の四分音符や八分音符が書けないので、説明が難しいが、要するに2拍子で、8ビートになっている。また、「トロスコトントロスクトロスクスク」や「トロツクツクツク」などは16ビート。まあこんな具合だから、なかなか大変。

 太鼓ではこのように何とか拍が分かるが、笛は分からない。そこでMP3プレーヤーで何度も音を聴くと、やっと分かったのが
 笛では「ピシリとかピシとか言う表現は一定の指遣いになっている」

「ピ」では ●○● ●○○●  箕輪の譜では「1 34   7」 

図の●や○は左手人差し指、中指、薬指、

 右手人差し指、中指、薬指、小指がふさぐ笛の穴が●はふさぐ、○は開けることを表す。

 でこの音はチューナーでは「B」。笛は三本調子で基準音はGだから「ミ」の音になる。

 とまあこんな具合に音を調べている。笛の譜は難解で、リズムも音程も分からないから、歌の文句と思って歌うしかない。


 それでも、最近分かったのが
ヒャライ オ ヒャライ オのあとの
ヒャーイリヒャーイリヒャーイリヒャーイリヒャーイリヒャーイリヒャーイリヒャーイリ
がどうなっているか?

実は、
ヒャライ オ ヒャライ オ は全部で4拍。
ヒャライで1拍。オで1拍となる。

ところが、 ヒャーイリヒャーイリはこれで2拍

だから、
ヒャーイリヒャーイリヒャーイリヒャーイリヒャーイリヒャーイリヒャーイリヒャーイリ
で8拍。
笛の譜を見ているとあっという間に曲が進んでいって、譜を見失ってしまう。

譜にはリズムが記録されていない!

また、分析だ。 

 

 

コメント
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