家庭教師での指導内容も中学2年の内容にはいった。式の計算ではなんとかついてきてくれたが、
いよいよ難関の文字式による説明、つまり証明問題の指導に入る。
普通の計算もおぼつかない中で果たして式による説明の理屈を理解してくれるだろうか。
計算が出来る生徒でも難しい内容だ。
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5つの続いた整数の和は
5の倍数になります。
このわけを
文字を使って説明しなさい。
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どうやって説明するのか。
教科書では導入として
次の質問から始まっている。
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5つの続いた整数の和には、
どんな性質があるでしょうか。
いくつかの例で調べてみましょう。
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生徒との問答。
T「ではやってみましょう。5つの続いた整数を書いてみて下さい」
S「2,3,4,5, 6 です」
T「他には?」
S「5,6,7,8,9です」
T「もう一つやりますか、あとは?」
S「9,10,11,12,13」
T「では、和を求めてみましょう。」
・・・・・・ということで、計算してもらった。
2+3+4+5+6=20
5+6+7+8+9=35
9+10+11+12+13=55
T「では、教科書のもやりましょう」
3+4+5+6+7=25
14+15+16+17+18=80
21+22+23+24+25=115
T「連続した5つの数の和はどんな数ですか?」
S「5で割り切れる数です」
T「ということは、5の・・・」
S「5の倍数です」
T「ではそれぞれの和が5の何倍だか調べて来て下さい」
ということで、この記事は毎週1回、家庭教師が終わった後に、リアルタイムで投稿
する予定。
つづく