TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

式による説明2 家庭教師で

2015年06月17日 03時19分58秒 | 数学


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5つの続いた整数の和には、
どんな性質があるでしょうか。
いくつかの例で調べてみましょう。
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生徒の出した例
2+3+4+5+6=20
5+6+7+8+9=35
9+10+11+12+13=55

教科書の例
3+4+5+6+7=25
14+15+16+17+18=80
21+22+23+24+25=115

T「連続した5つの数の和はどんな数ですか?」
S「5で割り切れる数です」
T「ということは、5の・・・」
S「5の倍数です」
T「ではそれぞれの和が5の何倍だか調べて来て下さい」


・・・ということで2回目になった。

T「ではそれぞれの和が5の何倍になってますか?」
S「4倍、7倍、11倍、5倍、16倍、23倍です」
T「それらの数を見て気づいたことは?」
S「・・・・」
T「それらの数、どこかにあるんだけど」
S「あった。3番目の数」
T「そうです。真ん中の数です」

T「ではどんな時でも和は5の真ん中の数の倍になるでしょうか」
S「分かりません
T「そのための準備をしましょう。教科書の次の所を読んでノートに写して下さい」

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ある整数nの次の整数は、nより1大きくなっているから、
n+1 と表される。
また、そのあとの整数は順に
n+2, n+3, n+4, ・・・
と表される。
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T「どうですか?」
S「良く分かりません」
T「ある整数とありますから、何でもいいから好きな数を1つ考えて下さい」
S「5です」
T「では5の次の数は?」
S「6です」
T「6を5を使って表して下さい」
S「・・・」
T「6=・・・」
S「2、3が・・・」

6=5+1 を引き出したかったのだが、こういう式に慣れていないようだった。

なおも問答は続く。

つづく





コメント
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