TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

ターレスの定理の発展6 円周角の定理へ

2015年06月11日 12時28分12秒 | 数学

下の図で∠APB=(青色の角)÷2 が言える。



欠けていた円を全部描いてやれば、青色の角は弧ABの中心角である。


したがって
∠APB(円周角)=(中心角)÷2

こうして∠APB(円周角)は円周上で一定になることが分かる。


しかしこのことは、点Pが半径BOの延長と円との交点から半径AOの延長と円との交点の間の円周上にあるとき
には上の理由で成り立つ。

点Pがそれ以外の位置にあるとき、すなわち∠APBの辺APかBPが中心角∠AOBの辺OAやOBと交わる時は上の理屈は
あてはまらない(下図)


ではどう説明するのか

つづく



コメント
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