TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

ターレスの定理の発展5 円周角の定理へ

2015年06月08日 03時17分10秒 | 数学


中心角が180度より小さい場合は次のような図になる。



前と同様にOPを結べば、

二つの二等辺三角形ができて、へこんだ四角形APBOの内角の和は
二つの三角形AOPと三角形BOPの内角の和だからやはり360度になる。

同様な論議で

∠APB=(360度-∠AOB)÷2

ただし∠AOBは上側の180度より大きいほうの角をいう。
360度-∠AOBは図の青色の角になる。

下の図で∠APB=(青色の角)÷2 が言える。



欠けていた円を全部描いてやれば、青色の角は弧ABの中心角である。


したがって
∠APB(円周角)=(中心角)÷2
つづく




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