TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

え?六段認定だって?

2010年02月07日 18時07分40秒 | 将棋
 将棋連盟から返事が来た。「棋士会特別認定」というもの、全部で16問100点満点。締め切りが1月末日のやつ。1月31日に解答を郵送。返事が返ってきた。

 なんと「六段位認定」とあるではないか!まさか・・・。というわけで、解答の控えと正解とを照らし合わせたところ。3問不正解で85点獲得、んー、でも100点満点じゃないのに何で?と思った。

 六段の免状は申請量が262500円だって。要するに「寄付してね」ということらしい。
自分でも85点はよくとれたと思うが、問題が3択だし、いつもと違ってやさしいように感じた。詰め将棋の7手詰めでふーふー言っている私が6段の力があるはずもない。ハードルを低くするのもいいが、ちょっとなー。と思った。
有効期間は3ヶ月だそうだけど、今のところ六段の免状はいらないな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

将棋との出会い

2010年02月06日 15時53分43秒 | 将棋
 私が将棋を始めたのは、今から30年以上前。それまでは、将棋と言えば親戚のお兄さんから教わって、やみくもに将棋を指していた。小学校5年生くらいからだったか・・・。
 中学生になって、将棋の本というものを古本屋で買って読んでみた。先手と後手の指し手が五六手ほど書いてあったが、「その通りに指さなければ意味がない」と思い、それ以上読まなかった。つまり、中学生の私にはレベルが高かったのだろう。あるとき弟が詰め将棋の本を買ってきた。その中にこんなものがあった。



持ち駒は香車4枚と角1枚である。
答えはあとで

 弟と一緒に考えた末これが解けたが十一手詰めで手数が多く難しかった。
高校生になって、友達と昼休みは将棋をやっていた。吹奏楽部の友達だったので、音楽室で将棋を指していたが、夢中になって5時間目の授業に遅れてしまった。国語の授業で厳しい先生で有名だったが、すぐに許してくれた。

 大学生になってからはあまり将棋は指さなかった。そして教師に。土曜日の昼下がりにはよく将棋を指していた。ここでもよく負かされた。中に有段者の先生がいて、ときどき教えてくれた。
 以前ブログの記事にしたと思うが、学校の近くの書店でやさしい詰め将棋の本を見つけた。著者は佐瀬勇次七段。将棋連盟会長米長邦雄の師匠だった。

つづく



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オランダ・ベルギー5(3日目)

2010年02月05日 18時15分17秒 | 旅行
 オランダ・ベルギー4でマウリッツハイス美術館へ行ったことを記事にした。そのとき見た絵は
これ

「真珠の耳飾りの少女」フェルメール。
 この絵はかなり有名で、日本に来て特別展があったら、人人人で、じっくりなんか見られない絵。それを何回もじっくり見ることができた。この旅行ツアーの一行はみな絵を見るための人が多く、熱心に見ていた。

 さて8月18日(火) 3日目
 ブリュッセルのホテルを8:15出発。


南ベルギーの古城アンヌボア城の庭園を見学。






中は見学できないが、お城、というより館(やかた)という感じ。


その後、バスに乗り込み、デュルビィの街へ
途中サキソフォンの発明者アドルフサックスの生誕地ディナンを通過。

デュルビィの街


ここで昼食。


ワーテルゾーイ


ビールはまたまた修道院ビール(トラピストビール)
3.5ユーロ(490円)だった。1日前のは3ユーロ(420円)。

午後は街を散策。
つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後の・・・

2010年02月04日 17時45分55秒 | 日記
 これからは「最後の・・・」という修飾語がつくことが多くなる。昨日は区の数学部会。内容は研究授業の後、「統計」の指導についての講演会だった。数学の教員は少人数制ということもあって、他の教科の2倍はいる。そのため、2時に会場に行っても、もう数学の先生たちがたくさん教室に入り、研究授業を参観していた。授業は1年生の「資料の整理」のところ。統計に関する単元が10年ぶりに復活したので、数学の教員、特に若い人達の関心が高かった。

 「最後の数学部会」に参加したわけである。研究授業とあって、パソコンとプロジェクターを使った授業であった。資料を整理し、資料からどんなことが読み取れるかという内容で授業がすすんだ。
 実は「統計」の単元がなくなった頃、「統計グラフコンクール」を指導していた関係で、あるところに呼ばれ、統計教育の副読本作りに2年ほど携わったことがある。研究授業が終わったあとの研究協議会で、そのことに触れて、副読本の紹介をしようかとも思ったが、とうとう言い出せないまま協議会は終わった。また、統計に関してはいろいろと学んだので、質問や意見を言おうとも思ったが、あまり出しゃばってはいけないと思い遠慮した。

 「懇親会をしますので、懇親会に出られる先生は残って下さい」ということで、懇親会にも呼ばれたが・・・。「最後の懇親会」だったのに参加しなかった。区の数学部は10年ほど役員として関わっていたが、何の挨拶もできず、この日は帰ってしまった。いつもとは違いとほほな感じであった。

 実は前日、都立高校発表日で、ちょうど一区切りついたので、ひとりで飲みに行ってしまったのだ。数学部会の事などすっかり忘れていた。飲み代もなく、前日帰宅が少し遅かったので、つきあいも出来ず駅へと向かった。途中銀行へ寄り、飲み代を手に入れ、通勤途中の行きつけの居酒屋で、一人で飲んだ。
 数学部の人たちとつきあって、統計の話でもできたら良かったかも知れないのに。やっぱり、「最後の・・・」は大切にしなくてはいけないと思った。

五木ひろし「暖簾」より

ばかな生き方しか どうせできないけれど
お前らしくていいさと 今夜も酒が嗤(わら)う

おそまつ・・・

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7手詰めに挑戦中

2010年02月02日 17時21分07秒 | 将棋
 やっと7手詰めの詰め将棋に挑戦できるようになった。昭和時代、今から30年以上前に買った詰め将棋の本で詰め将棋の面白さを知った。以来公園で娘を遊ばせながら、この本の、3手、5手詰めの詰め将棋を解いていた。その当時は5手詰めを解くのにも1時間ほどかかった。今は早くて1分以内、それでも問題によっては10分かかるものがあるが、とりあえず5手詰めは何とか解けるので、最近は7手詰めに挑戦中。
 最近覚えたのは、合い駒の種類によって詰め手数が変わること。5手ほどでは合い駒の種類は考えることがなかったが、7手になるとこういう問題が出てくる。しかし、7手詰めがやっとでは、実力はたいしたことはないな・・・。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1次関数の復習

2010年02月01日 17時23分34秒 | 数学

 3年生の選択数学の授業では、1次関数を指導中。1次関数にしぼって3時間ぐらい続けている。「実力テスト」があったので、そのための準備。  まずはy=2x+3 の表作りから始める。
 でもその前に・・・「1次関数y=2x+3」 という意味を説明する。単にy=2x+3だとこれが何を表すかはっきりしないからだ。「1次関数」とことわることによって、xやyは「変数」であることが前提になっていることを説明しておく。
 関数とは「ともなって変わる2つの量があり、それらが変数xとyで表されている。 xが決まるとyがただ1つ決まるときyはxの関数であるという」と教科書にはある。

  ・・・というわけでxはいろいろな値をとる。つまりいろいろな値に変わる。関数の指導では「変数」の意味を教えないと、分からないだろう。

で・・・表を作っておく-3くらいから、5くらいまで、xの値を1ずつ増やした表をあたえる。

まずはy=2x+3についての表を作らせる。

x -3 -2 -1 0 1 2 3 4 5
y

  xにいろいろな数を代入しyの値を計算させる。とにかくはじめは地道に計算させるのだ。

x -3 -2 -1 0 1 2 3 4 5
y -3 -1 1 3 5 7 9 11 13

 こんな表が得られた後で、
「ではこの表を一次関数の性質や理論を使って完成する方法を学ぼう」
「一番最初に計算するyの値があるんだけど、どれ?」という

x -3 -2 -1 0 1 2 3 4 5
y

x=0のとき」という返事を待つ。

つづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする