まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

子育てママと学校給食の放射能測定を見学 東部給食センター セシウム134,137 ND

2013年02月04日 | ニュース・関心事

昨年10月、消費者庁の補助金メニュー活用して1600万のゲルマニウム半導体測定器を購入した静岡市。11月から各学校給食センターや自校式給食施設、保健所の食品衛生課、生活衛生課から依頼された1週間分の給食や流通食材、水道水などを測定。

給食については、毎週、月曜日にまとめて測定とのこと。見学のためにミキサーにかける作業を残しておいてくれてありました。給食関係は30分測定で、セシウム134、137の検出限界値は、それぞれ0,41、0,72Bq/kg。今回の結果は東部給食センター分はND。

現在は、行政組織から依頼されたもののみ測定。市民からの持ち込みは難しいとの判断をしているようです。補助金縦割り行政の弊害で食品関係のみ対象とのことで驚き。土壌の測定はしていません。せっかくの機器、なんとか幅広く活用できないものでしょうか。

小金井市のように、低価格の測定機を購入し、市民管理の測定体制を築けないものか、要望をしましたが、壁は厚いですね。以下は、議会での私の質問に対する購入経過についての議会答弁です。参考までに。

※2012年2月議会 環境局長答弁

最後になりますが、防災計画に関連しまして、平成24年購入予定の放射能測定器についての能力等の御質問でございます。
 平成23年11月定例会で、議員から放射性物質測定機器の購入、貸与についての御質問がございました。その後、関係機関と協議し、消費者行政活性化基金を活用して測定機器を購入することといたしました。
 購入予定の測定機器は、本年4月から適用されます食品中の放射性セシウムの新たな基準の10分の1以下まで検出できる能力を有するものです。稼働時期につきましては、県の補助金を活用することから、補助金の申請、交付決定を受けての発注となるので、本年中を予定しています。
 放射能の検査につきましては、本市の責任において実施してまいります。
 以上でございます。