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市議会最終日の最後の仕事は、緑の党としての難波市長への2024予算編成要望書の提出!
前文と1脱炭素、2災害、3ケア社会、4経済、5まちづくり、6市民参加、7外交!
控室挨拶に「毎日が楽しいでしょうね」「いや胃の痛む思いです」意外に気遣いの人柄かも!※※※
静岡市長 難波喬司様
2024年度静岡市予算編成に関する要望書
静岡市議会会派 緑の党グリーンズジャパン
代表 松谷 清
ヒト・モノ・カネが国境を越え地球規模に拡大したグローバリズムは、地球温暖化を加速化させ異常気象、海面上昇と地球的規模の環境を破壊、生態系を崩壊させてきました。その生態系の破壊により、コロナウイルス感染症を引き起こし、国境閉鎖、空路遮断と未曽有の経済危機、二酸化炭素排出量の減少に至り、デジタル活用による新たな経済や社会システム、都市集中型から地域分散型社会の転換の兆しがありました。しかし、その後のアフターコロナの社会経済活動の進展は、コロナ禍以前より二酸化炭素排出量が大幅に増加し地球沸騰化時代の到来となっています。
国際法侵犯となるロシアのウクライナ侵略戦争、人道の危機を引き起こすイスラエルのパレスチナジェノサイドによる戦争の危機は、核 兵器の使用まで言及されています。一方で、戦争が二酸化炭素排出を増大させ、気候変動を加速化させる原因にもなっています。コロナ危機、気候危機、戦争の危機は、国際社会との対話と連携なくして解決することはできません。気候変動においても戦争においても国際合意の場である国連が機能しない事態となっています。
こうした中、ヨーロッパにおいて始まった「恐れぬ自治体」、ローカリズムの新たな展開としてのミュニシパリズム(地域主義)と政治の女性化、地域や生活に依拠した大きな社会改革の波が広がり始めました。
また、日本列島の屋台骨と称される南アルプスを北に、駿河湾を南に、富士山を東に、そして安倍川、興津川を抱える静岡市は、地政学的なポテンシャルの高さを生かす市政運営により未来の希望の自治体となる可能性があります。これらを踏まえ世界の知と社会の大きな力を活かした根拠と共感に基づく温かい静岡市政運営を掲げる難波市長に期待を込めて、2024年度の予算編成に対して要望書を提出いたします。