まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

名古屋地下鉄談合のすごさ

2007年03月02日 | 静岡空港
 名古屋市の地下鉄工事を巡る談合のすごさに唖然とします。鹿島、大成、大林組の「副社長会」の「談合訣別宣言」前後のやりとりが毎日新聞に報道されています。あまりに生々しいやりとりです。

 静岡空港の大成、鹿島JVの談合入札の疑いを示唆した1昨年の包括外部監査人からの報告書が記憶に蘇ります。静岡空港の入札において談合が行われていた事は疑いの余地のない事実と思われます。

 こうした最中に、大成の社長、前田建設の社長が国土交通省の談合防止を議論する諮問機関である「中央建設審議会」の委員に再任されているというのも、とても納得できるものでありません。

 2月26日に追加議案の静岡空港の本体工事第4工区の入札結果は予定価格22億5785万の43、5%の9億8200万で西松・みらい・角丸JVが落札しています。入札とならなかった大成・日本国土・木内JVが60万差の9億8260万ですから驚きです。
 
 因みに鹿島・三井住友・橋本JVが11億9000万で52、7%ですから、過去の鹿島、大成の95%から96%の入札結果を怪しいと言わずしてなんと言うのでしょうか。石川知事は、事実を示されない以上「推定無罪」と本会議で答弁しました。

 この際、知事は静岡空港の過去の入札に対する要求監査を行う以外に県民の不信を拭い去る事はできない、というのが普通の県民感覚であると思います。

最新の画像もっと見る