イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2010年05月15日 | Weblog
場所:加太沖
条件:大潮 6:12満潮 
潮流:5:16転流 7:04最強0.5ノット上り 9:16転流 13:39最強3.1ノット下り
釣果:アジ 34センチまで 3匹 ハマチ2匹 カレイ1匹

とある秘密情報によると、今日は帝国軍の内乱で艦船は出撃しないらしい。イゼルローン回廊を越えて、敵領内へ侵入するのにはまたとない絶好の日だ。
しかし、回廊の宇宙嵐は非常に激烈でわが艦船をもってしては通過することができなかった。そのうえ、回廊手前で敵艦に発見され、砲撃を受ける前に転進。結局同盟国側を抜け出すことは叶わなかった。

と、言うのはまったくのウソで、港に船を係留しているとあるおじさんにもらった加太漁協のカレンダーによると、今日は加太の港の渡御祭ということで漁を休むらしいのである。これは絶対に行かねばならないと思い出撃し、せっかくだから普段は絶対に行くことができない中の瀬戸の向こうに行ってやろうと思ったが、さすがに中の瀬戸、ものすごい流れで渡たりきる度胸がなかった。おまけに沖のほうから乗合船がやってきて、明らかに僕の船の方に向かっている。これは絶対に怒鳴られると思い、反転。いつもの場所に戻ったという話であった。
中の瀬戸の一番浅いところを越えてくる流れはこんな感じであった。
                            

実際の釣りはというと、最初はいつもの場所から少し北に上ったところから開始した。ここも普段なら叱られる場所だが、カレンダーのとおり、まったく漁船がいないので余裕で釣りができる。そして、仕掛けを投入してすぐにアタリ。しかし、途中でバレてしまった。すぐに仕掛けを下ろすとまたアタリ。けっこうなサイズのアジが2匹ついてきた。そのあとまたすぐにアタリ。今度は1匹。今日は爆釣かとお思いきや、アタリはこれで終了。どうも船の位置がポイントからはずれてしまったようだ。前回の釣行で魚群探知機が壊れてしまい、修理に出しているので今日は棚も自分の位置もまったくの手探り状態。おまけにこの季節にしてはかなりの北風が吹いて、船がどんどん流されてしまうので魚が釣れた場所に戻りたくてもどこにいたのかがわからないのだ。

最初に書いたようにここから少しずつ北に上りながら釣りを続けると今度は下ろしてゆく仕掛けにアタリが出た。今度は大きい。4号のハリスでも心配になる引きだ。上がってきたのはハマチ。
そのあと中の瀬戸から逆もどりしてきた頃に転流時刻になっていたので今度は一気に南に下り釣りを開始するとまたまたアタリ。今度もハマチであった。
そのあとなぜか小さなカレイがタイカブラに喰いつき、今日の釣りは終了。
真鯛はなかったが、魚探なしで、強風の中での釣果なら文句も言えるまい。
コメント
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