そろそろチョクリでサバとアジが釣れているらしいというので気合を入れて午前2時半に起床、3時半に出発。朝というより真夜中だ。
それでも午前4時には辺りが明るくなっている。
エンジンを始動させ、竿のガイドに道糸を通していざ出港とギアをリバースに入れたら“ガリガリ”っと今まで聞いたことのない音がして船尾が左に振れた。嫌な予感が当たってしまった。右隣の船のアンカーのロープを巻き込んでしまったのだ。変な音はロープを沈めるためにくくりつけていたコンクリートのブロックが船底に激突した音だった。
3月の中頃だったろうか、春一番が吹いた頃、その隣の船の係留用のアンカーが切れてしまったのだが、その後に入れたこの船のアンカーの位置が僕の船の方に寄っていて、おまけに係留には使ってはいけない水に浮く材質のものを使っていたので危ないなと思っていたところだった。
この船のオーナーは知らない人だし、僕より船には詳しい人だと思っていた(というか、この港では僕が一番の新参者なのだ。)のでむやみに文句が言えないのだ。
今日は潮位も高くて風も吹いていないから船も定位位置を保っていたので問題はないだろうと思っていたが、潮が引き潮に掛かっていたので隣の船の側に寄りぎみになっていたようだ。
どうしようもないので一度家に引き返し、明るくなってから港に舞いもどってきた。
まずは船のオーナーが誰かを調べなくてはと思い港を管理している渡船屋さんの事務所へ・・・。聞けばいつも野菜をくれる叔父さんの隣の人だということだ。すぐに家を訪ねて事情を説明して港へ来てもらった。
二人でロープを切り、ワカメ採りに借りた船のオーナーのおじさんにも連絡を取り、船を借りてアンカーを回収、打ち直しをして一段落。
調べてみるとこの船のアンカーは僕の船のアンカーロープの上に乗っていた。おまけに打っている位置が岸に近いから僕の船がロープを引っ掛けるのも無理はない・・・。結局はこのオーナーさんもあまり船のことには詳しくなかったようだ。
スクリューにブロックが激突しているので歪みが発生していないかが不安だが、一応の危機は脱することができた。
魚探の次はアンカー・・・。今回は不可抗力とはいえトラブルが絶えない。どうしたものか・・・。
意外と早く作業が終わったので渡船屋さんの事務所の前で集まってきたおじさんたちとしばし雑談、その後叔父さんの家で隣の船のオーナーさんと雑談。
ふと考えると僕にも小さいながら自分の生活圏にコミュニティーらしきものが存在しているのかもしれないと思った。
釣りについてはトラブルやわからないことにぶつかっても助けてくれたり手伝ってくれる人がいる。自分の好きなことを一緒に話題にすることができる人がいる。ほとんどの人が僕の父親と同世代というのが玉に瑕だが・・・。
釣りに行くことができなかったので今日は魚がない。
夜はピザを作ることになった。
自慢ではないが僕が作るピザはなかなかのものだ。
このピザ釜がすぐれもので、生地がふっくら、パリッと焼きあがる。チーズもとろ~りと溶けてくれる。
ホームセンターで買ってきた鉄板をピザ釜に合わせて切り出し、連続して焼けるようにしている。強力な火力を出すためにコンロも業務用のものを買ってしまった。鉄板を置く敷物も自作しているのだが、ここまでやってしまうと最近は家族もあきれ気味だ。
それでも家族のメンバーだけはおいしいと言ってピザを作った日は喜んで食べてくれるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/79/2eb089c6480fcc1ec97dcf845c811284.jpg)
それでも午前4時には辺りが明るくなっている。
エンジンを始動させ、竿のガイドに道糸を通していざ出港とギアをリバースに入れたら“ガリガリ”っと今まで聞いたことのない音がして船尾が左に振れた。嫌な予感が当たってしまった。右隣の船のアンカーのロープを巻き込んでしまったのだ。変な音はロープを沈めるためにくくりつけていたコンクリートのブロックが船底に激突した音だった。
3月の中頃だったろうか、春一番が吹いた頃、その隣の船の係留用のアンカーが切れてしまったのだが、その後に入れたこの船のアンカーの位置が僕の船の方に寄っていて、おまけに係留には使ってはいけない水に浮く材質のものを使っていたので危ないなと思っていたところだった。
この船のオーナーは知らない人だし、僕より船には詳しい人だと思っていた(というか、この港では僕が一番の新参者なのだ。)のでむやみに文句が言えないのだ。
今日は潮位も高くて風も吹いていないから船も定位位置を保っていたので問題はないだろうと思っていたが、潮が引き潮に掛かっていたので隣の船の側に寄りぎみになっていたようだ。
どうしようもないので一度家に引き返し、明るくなってから港に舞いもどってきた。
まずは船のオーナーが誰かを調べなくてはと思い港を管理している渡船屋さんの事務所へ・・・。聞けばいつも野菜をくれる叔父さんの隣の人だということだ。すぐに家を訪ねて事情を説明して港へ来てもらった。
二人でロープを切り、ワカメ採りに借りた船のオーナーのおじさんにも連絡を取り、船を借りてアンカーを回収、打ち直しをして一段落。
調べてみるとこの船のアンカーは僕の船のアンカーロープの上に乗っていた。おまけに打っている位置が岸に近いから僕の船がロープを引っ掛けるのも無理はない・・・。結局はこのオーナーさんもあまり船のことには詳しくなかったようだ。
スクリューにブロックが激突しているので歪みが発生していないかが不安だが、一応の危機は脱することができた。
魚探の次はアンカー・・・。今回は不可抗力とはいえトラブルが絶えない。どうしたものか・・・。
意外と早く作業が終わったので渡船屋さんの事務所の前で集まってきたおじさんたちとしばし雑談、その後叔父さんの家で隣の船のオーナーさんと雑談。
ふと考えると僕にも小さいながら自分の生活圏にコミュニティーらしきものが存在しているのかもしれないと思った。
釣りについてはトラブルやわからないことにぶつかっても助けてくれたり手伝ってくれる人がいる。自分の好きなことを一緒に話題にすることができる人がいる。ほとんどの人が僕の父親と同世代というのが玉に瑕だが・・・。
釣りに行くことができなかったので今日は魚がない。
夜はピザを作ることになった。
自慢ではないが僕が作るピザはなかなかのものだ。
このピザ釜がすぐれもので、生地がふっくら、パリッと焼きあがる。チーズもとろ~りと溶けてくれる。
ホームセンターで買ってきた鉄板をピザ釜に合わせて切り出し、連続して焼けるようにしている。強力な火力を出すためにコンロも業務用のものを買ってしまった。鉄板を置く敷物も自作しているのだが、ここまでやってしまうと最近は家族もあきれ気味だ。
それでも家族のメンバーだけはおいしいと言ってピザを作った日は喜んで食べてくれるのだ。
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