イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2013年04月05日 | Weblog
場所:加太沖
条件:長潮9:05干潮
潮流:6:25転流 9:21 下り1.7ノット最強
釣果:真鯛 41センチ 1匹

歌を忘れたカナリアはどうやって歌を思い出したのだろうと調べて見ると、銀の櫂のついた象牙の舟に乗せて、月夜の海に浮かべたら歌を歌いだしたそうだ。
魚の釣り方を忘れてしまったヘッポコ釣り師は、オンボロエンジンを積んだFRPの船に乗せてもどうもうまく思い出せないらしい。

朝は午前6時に出航。しらないうちにどんどん夜明けが早くなってきている。



加太に到着した時刻はまだ潮が動き始めた頃なので、風も波もないのでタチウオを狙ってやろうと友ヶ島を越えて水深100メートルの場所まで行ってみた。
淡路島の海岸線がほんのすぐそばに見える。



潮はけっこう動いているようで、テンヤはかなり斜めに入っていく。これくらいの深さになると200kHzしか周波数のない僕の魚探では底を捉えることができない。
数回流してみるがアタリはない。1時間ほどやってみて潮流の最強時刻のタイミングを鯛釣りで迎えるべくコイズキまで移動。
帝国軍の艦船はまばらだが、船団の中に入っていくのはやっぱり怖いのですこし離れたところからスタート。



しかし、釣っている場所が悪いのかクラゲの量がものすごい。



帝国軍の船団を観察してにると、同盟軍の艦船も数隻混ざって戦いを繰り広げている。じゃあ、僕も意を決して帝国軍艦船の中に割って入ってみた。
やっぱり帝国軍はいい場所に陣取っている。ここは全然クラゲがいない。
そしてアタリがあった。午前10時前、ちょっとズレはあるもののほぼ潮時どおりだ。
ドラグの調整を誤っていたので滑りすぎた。完全に針掛かりしていないかもしれないので慎重に取り込んで久々の獲物を獲ることができた。

しかし、ここは帝国軍領内の真っ只中。魚を締めていたら敵戦艦が目の前まで接近してきて「あっちへ行け!」と言ってくる。
一応、規則に則って退散。

11時になったので、潮も緩んでくるかと再びタチウオを狙いに沖へ移動。
潮の流れは一向に衰えていず、沖からは大きな潮目が迫ってくる。



これではお手上げなので30分で終了してしまった。

コメント (2)
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