今日は先週に引き続いて生石山へ山菜取りだ。
風もあまり吹いていず、大分採りやすい。
いつものとおり駐車場のそばの北の斜面からスタート。情報ではかなり人が入っているらしく、少なくなっているらしい。実際そのとおりで、かなりワラビはすくない。あっても土から芽を出したての椀だねにはちょうどいいけれど・・・というものばかりだ。これではダメだと南の斜面へ移動。
母親も南へ移動して奮闘中だ。
生石山とはよく言ったもので、巨大な石が本当に生えているようだ。
母親の姿が石の上のほうにちょこっと見えている。
この南の斜面には少ないながらもちょっと太目のいいワラビを採ることができた。
少しずつ暖かくなってきたのでカナヘビ君なんかも目を覚ましているらしい。でもやっぱり寒いのか、カメラを構えているあいだもじっとしたままだ。
今日は、ワラビが少ないかもしれないと情報をいただいた、森に暮らすひまじんさん にご案内をいただいて山うど掘りに挑戦をさせていただいた。
以前に1本だけ採った記憶があったが、ひとつの株を見つけるとたくさんの山うどが採れる。土にもぐっている株を探していると土のにおいが新鮮だ。小さい頃はしょっちゅうこんなにおいを嗅いでいたような気がする。甘いような、酸っぱいような生きている土のにおいだ。
山うどを見つけるとひと株でたくさんの芽が出ている。興奮のひとときだ。
十分山うどを採ったあと、森に暮らすひまじんさん の山小屋へご招待いただいた。
その生活の様子はもう、僕が理想としたいような生活のご様子だった。
木の香りのする家、薪ストーブのリビング、裏庭には畑があって杉林のなかにはシイタケなどのきのこのホダ木。「コシアブアなんてご存知ですか?」と質問され、「採りたいと思っているのですが、実物を見たことがないんです・・・」、「そこにありますよ!」なんと庭にコシアブラが生えているとは・・。おもて玄関にはいままで見たことのないような巨大なタラノメの木。夕食の直前に木からもぎ採ってそのまま油の中に直行してしまう。
一緒におじゃまさせていただいた母親も、命の洗濯ができたと感想をもらせていた。
たくさんのお土産をいただいて今日の収穫はワラビ、スカンポ、オオバギボシのいつもの定番山菜に加えて、コシアブラ、山うど、タラノメ、シイタケ。なんと多彩な収穫だろう。
家に帰って新たに譲ってもらった小船の掃除をしてみた。元のオーナーさんはどうも整理整頓がOOなようでスカッパの中はえらいことになっていた。使える道具だけ残してすべてゴミとして放り出してしまった。大きなポリ袋に2個分のブツが眠っていた。中の汚れもはなはだしいので次の休みは大掃除をしなければならない・・・。
青岸のエネルギーセンターへそのままゴミとして持って行ったが、ここは清々しい山とは正反対の、人の生活の終着点であるのが物悲しい。しかしこういうところがないと現代人の生活が成り立たないのは事実なのでこれはこれで感謝をしなけばならない。
名義変更も済ませて、晴れて僕の船になってしまった。ちょっといちびって「第三翠勝丸」などという大層な名前をつけてみた。
今日の夕食はたいそう豪華だ。
山うどは酢味噌和え、天ぷら、チーズ乗せバター焼き。コシアブラとタラノメも天ぷらだ。
シイタケはしょう油バター焼き、マヨネーズオーブン焼き。
山うどの味を表現すると、柑橘系の香り、フキノトウのようなほろ苦さ、土の香りのような甘酸っぱさ。シャキッとした歯ざわりも気持ちがいい。一言で表現すると“鮮烈”とい言葉がふさわしいのだろうか、山菜のすべての要素を凝縮したごとくのようだ。
なんとも日本酒が美味しく感じる夕食であった。
風もあまり吹いていず、大分採りやすい。
いつものとおり駐車場のそばの北の斜面からスタート。情報ではかなり人が入っているらしく、少なくなっているらしい。実際そのとおりで、かなりワラビはすくない。あっても土から芽を出したての椀だねにはちょうどいいけれど・・・というものばかりだ。これではダメだと南の斜面へ移動。
母親も南へ移動して奮闘中だ。
生石山とはよく言ったもので、巨大な石が本当に生えているようだ。
母親の姿が石の上のほうにちょこっと見えている。
この南の斜面には少ないながらもちょっと太目のいいワラビを採ることができた。
少しずつ暖かくなってきたのでカナヘビ君なんかも目を覚ましているらしい。でもやっぱり寒いのか、カメラを構えているあいだもじっとしたままだ。
今日は、ワラビが少ないかもしれないと情報をいただいた、森に暮らすひまじんさん にご案内をいただいて山うど掘りに挑戦をさせていただいた。
以前に1本だけ採った記憶があったが、ひとつの株を見つけるとたくさんの山うどが採れる。土にもぐっている株を探していると土のにおいが新鮮だ。小さい頃はしょっちゅうこんなにおいを嗅いでいたような気がする。甘いような、酸っぱいような生きている土のにおいだ。
山うどを見つけるとひと株でたくさんの芽が出ている。興奮のひとときだ。
十分山うどを採ったあと、森に暮らすひまじんさん の山小屋へご招待いただいた。
その生活の様子はもう、僕が理想としたいような生活のご様子だった。
木の香りのする家、薪ストーブのリビング、裏庭には畑があって杉林のなかにはシイタケなどのきのこのホダ木。「コシアブアなんてご存知ですか?」と質問され、「採りたいと思っているのですが、実物を見たことがないんです・・・」、「そこにありますよ!」なんと庭にコシアブラが生えているとは・・。おもて玄関にはいままで見たことのないような巨大なタラノメの木。夕食の直前に木からもぎ採ってそのまま油の中に直行してしまう。
一緒におじゃまさせていただいた母親も、命の洗濯ができたと感想をもらせていた。
たくさんのお土産をいただいて今日の収穫はワラビ、スカンポ、オオバギボシのいつもの定番山菜に加えて、コシアブラ、山うど、タラノメ、シイタケ。なんと多彩な収穫だろう。
家に帰って新たに譲ってもらった小船の掃除をしてみた。元のオーナーさんはどうも整理整頓がOOなようでスカッパの中はえらいことになっていた。使える道具だけ残してすべてゴミとして放り出してしまった。大きなポリ袋に2個分のブツが眠っていた。中の汚れもはなはだしいので次の休みは大掃除をしなければならない・・・。
青岸のエネルギーセンターへそのままゴミとして持って行ったが、ここは清々しい山とは正反対の、人の生活の終着点であるのが物悲しい。しかしこういうところがないと現代人の生活が成り立たないのは事実なのでこれはこれで感謝をしなけばならない。
名義変更も済ませて、晴れて僕の船になってしまった。ちょっといちびって「第三翠勝丸」などという大層な名前をつけてみた。
今日の夕食はたいそう豪華だ。
山うどは酢味噌和え、天ぷら、チーズ乗せバター焼き。コシアブラとタラノメも天ぷらだ。
シイタケはしょう油バター焼き、マヨネーズオーブン焼き。
山うどの味を表現すると、柑橘系の香り、フキノトウのようなほろ苦さ、土の香りのような甘酸っぱさ。シャキッとした歯ざわりも気持ちがいい。一言で表現すると“鮮烈”とい言葉がふさわしいのだろうか、山菜のすべての要素を凝縮したごとくのようだ。
なんとも日本酒が美味しく感じる夕食であった。