スウィフト/中野好夫 訳 「ガリヴァ旅行記」読了
幼稚園のころなんだろうな、そのときは“ガリバー”と書いていたように思うが、もともとは辛らつな風刺小説だということで、機会があれば読んでみたいと思っていた。
最初のうちはまあ、300年前の風刺というのはこんなものなんだろうというようなおおらかなものだったが、章を追うごとに辛らつさは増してくる。
政治、貴族、官僚、学者、人間・・・何でも皮肉っている。確かにそうなんだろうな~などと思いながら読んではいたもの、この、スウィフトという人はそうとうな変人で晩年は気が狂っていたとか。
それを知ってから読むとなにやらむなしい物語になってしまうのだ。
幼稚園のころなんだろうな、そのときは“ガリバー”と書いていたように思うが、もともとは辛らつな風刺小説だということで、機会があれば読んでみたいと思っていた。
最初のうちはまあ、300年前の風刺というのはこんなものなんだろうというようなおおらかなものだったが、章を追うごとに辛らつさは増してくる。
政治、貴族、官僚、学者、人間・・・何でも皮肉っている。確かにそうなんだろうな~などと思いながら読んではいたもの、この、スウィフトという人はそうとうな変人で晩年は気が狂っていたとか。
それを知ってから読むとなにやらむなしい物語になってしまうのだ。