イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

「究極のドラッカー」読了

2013年06月19日 | Weblog
國貞克則 「究極のドラッカー」読了
以前に読んだ、「財務3表一体理解法」の著作でドラッカーの解説書というので一も二もなく買ってみた。

「マネジメント」に書かれている、組織とは何をなすべきか、マネージャーは何をなすべきか、について詳しく書かれている。
「組織の集合体である企業の基本的な機能はマーケティングとイノベーションである。そして利益をあげて社会に貢献する。」というのがドラッカーの見解だ。そしてマネージャーはその目的遂行のために目標設定、組織のとりまとめ、部下の動機付けとコミュニケーション、業績評価、人材育成をしなければならないと説いている。
会社のなかでこんな話をすると、こいつは何を言っているのか????????となってしまう。

とくにマーケティングなんて話をしてもまったくかみ合わない。イノベーションなんて考えもしない。面倒くさい発注作業を簡素化するためにこんな方法があると教えてあげても、僕はエクセルの関数なんて分からないから結構です。と返ってくる。「教えてください。」という人間は僕の周りには一人もいない。なので自在育成もままならない。まあ、こっちもコミュニケーションが大の苦手なのでこればかりは人のせいにしてはいけないのだが・・・。
もっとインターネットを使おうじゃないかと発言してもまったく無視だ。
企業とは課題を作り出しては解決を繰りかえすものだというたとえがあるが、課題を作り出そうとはだれも考えていないがごとくだ。
ただ、みんな少しはこんなことも考えていかなければならないと考えているようで、チラッとテキストに出てくるような言葉を話しておくともう大丈夫。みんな僕をそっとしておいてくれる。

まあ、こんな会社だからのほほんと魚釣りにうつつを抜かしていられるのも事実だから感謝をしなければならないだろう。
うちの会社もいまは前代未聞の変革期でありそれを機会と捉えなければなければならないのだが、やっぱりいつもと変わらない今日この頃なのだ。
コメント (2)
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