イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

山菜取り Ⅰ

2014年03月21日 | Weblog
海沿いの山ではすでにタラノメが食べごろだったので、僕のもうひとつのポイントもいい感じではないだろうかと今日もタラノメを採りに出かけてみた。
しかし、こっちはまだまだ新芽は堅く、採るのにはもったいない状態だった。あまりにも拙速過ぎたようだ。

手ぶらで帰るのももったいないので貴志川をさかのぼり、フキノトウを探しに行ってみた。
しかし、こっちはすでに大きくなりすぎたものしか見つけることができなかった。
もっと標高を稼がないとダメなようなので、思い切って生石山を目指した。山頂に差しかかってくると、路肩に雪が残っている。エエッ、生石山はこんな時期まで雪が残っているのか?と思いきや、今日の冷え込みで朝から雪が降ったと山頂の売店のおばさんが教えてくれた。

そのおかげで、なんともすばらしい景色を見せてもらえることができた。

フキノトウも土から顔を出したばかりだ。それに今朝からの雪がふりかかっている。駆け出しの春の光景だ。



山には雪が薄っすら積り、こっちは冬の最後の景色だ。

  

遠く西の方は強風と夕べからの雨で凛と晴れ渡っている。



夕日百選のオブジェの表面は氷でびっしり覆われ別の金属のような肌触りだ。



山頂の気温は0℃。



ふもとでは桜が咲きはじめ、まさにここが春と冬の境目だ。




今日の夜はフキノトウと2本だけ採ることができたタラノメの天ぷらをいただいた。
渓流釣りに行っていたころはアマゴが釣れないのでこれだけを持って帰ってきてよく天ぷらにしていたが、それもご無沙汰してしまっていて久しぶりの苦味は鮮烈な春の味だ。
冬の間に濁りきった血液がリフレッシュされるような気になる。





午後からは船のエンジンオイルの交換をした。
これも毎年の春の行事で、午前は山菜採り、午後はエンジンオイルの交換というのが、早春の定番行事になりつつあったりする。







コメント
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