場所:加太沖
条件:中潮 8:59満潮
潮流:6:15 転流 10:14 上り2.9ノット最強
釣果:真鯛(カスゴ含む)4匹 ハマチ6匹 マルアジ2匹 イサギ1匹
船底塗装を終えてすでに1週間、やっと出撃できる。しかし、その間に関東に襲来した台風19号の猛威は恐ろしかった。僕はうねりの中をゆっくり帰港しただけであったが、その豪雨の災害のニュースを見ているとまるで津波のようだ。去年は台風21号で強風の恐ろしさを体験したけれども洪水というもののイメージがまるで湧かない。この辺りでは紀の川がいちばん氾濫する可能性が高いのかもしれないが、あんな惨状を体験しなければならない時が来るのだろうか。かの地の人々には申し訳ないけれども、あと300キロ西にずれていたら一体どうなっていただろうかと胸をなでおろした。
早朝はタチウオ狙いだ。9月に入って紀の川河口のタチウオはめっきり姿を消してしまっていたけれども、ここ数日、タチウオ名人の「ゆういっちゃん」が再び船を出し始めた。ちなみに今朝も行っていた。僕も、次の釣行には新兵器を開発して出撃だと思っていたけれども、タチウオの再来のほうが早くなってしまったので通常兵器の使用になってしまった。しかし、「ゆういっちゃん」には釣れても僕にはアタリがさっぱりない。すぐに諦めて加太沖を目指した。
到着した時刻はほとんど潮が動いていないので早朝の鯵タイムを期待して田倉崎の沖からスタート。船団に混じって仕掛けを下すとすぐにアタリがあった。アジはアジだがマルアジだ。しかし、この季節のマルアジを侮ってはいけない。お腹の中には脂がたっぷりで真夏のマルアジとはまた一味もふた味も違うのだ。
2匹目のマルアジを釣り上げてもほかの船たちに動きがない。彼らはここで当分粘るようだ。
テッパンポイントはがら空きでそっちも気になるけれどもそこは郷に入っては郷に従えで僕もここで釣りを続行。そして次には真鯛がきた。郷に従っておいてよかった。その後2匹を追加。アタリがなくなってきたので意を決してテッパンポイントへ移動。しかし船がいないところにはやはり魚もいないようだ。アタリもないし、魚探にも反応がない。
1時間ほどやってみて、最後の1時間は前回ハマチのアタリがあった場所で勝負だと移動。少し釣果があるのでそこは少し余裕がある。
ちょうどこの場所へ入ったとき、魚探に大きな反応があった。まるでホワイトベースが弾幕を放っているかのように点々と魚の群れが映っている。急いで船を安定させて仕掛けを下すとすぐにアタリがあった。大きい。間違いなくメジロクラスだ。ハリスは5号、少し強引にやり取りをして仕掛けを手繰り寄せると、小さい・・。しかし、その下にまだ付いていた。合計3匹。そしてその一番下にはカスゴまで付いていた。6本の鉤に4匹の魚が食いついていたことになる。それは引くはずだ。
今年はハマチが多そうだ。前々回の釣行では地の瀬戸でナブラを見ていたので今日はキャスティング用のロッドも持ってきた。リップレスミノーをナブラの中に投げ込むと予想通りヒット。これはこれで楽しい。
その後、ハマチを1匹追加して午前10時55分に終了。
今日の天気はその台風の余波を引きずっているのか、予報もちょうど夜明け頃に少し雨が降るようだった。出航してしまえばなんとかあきらめはつくけれども、バイクに乗っているときに降られると悲しい。出航まではなんとか持ってくれたが、釣りをしている間はカッパを着たり脱いだりの繰り返しだ。
遠くでは雨の梯子と光の梯子が並んでいる。なんとも不思議な光景だ。
家に帰って魚をさばき終えてから「おしん」と「スカーレット」の録画を観てから港へ給油に向かおうとしたけれどもその頃には本降りになっていた。なんともはっきりしない天気だ。
そして、「スカーレット」。このドラマはなかなかいい感じだ。今回はあまり期待をせずに見始めたのだけれども、戸田恵梨香の芝居が光っている。昔、この人を初めてテレビで見たとき、言葉遣いはだらしなさそうだけれどもかなりの美人だと思ったものだが、その美人のオーラが完全に消し去られている。それほど役になりきっているというところだろうか。その他の登場人物もBK制作というところで関西弁がしっくりしているし、小さなボケと突っ込みの連続も面白い。ただ、少々不安であるのが、関東の人たちにこの吉本新喜劇風の展開が受け入れられているのかどうかである。これがわからない人はかわいそうだ・・。舞台は信楽。行ってみたいな~。「おしん」もいまは伊勢編を放送中なので1泊で両方を訪れてみるなんていうのはどうだろうか・・。
今日の獲物のハマチをきずしにしもらった。サバでは普通にやるわけだが、ハマチでもいけるらしい。はたしてそのとおりで、これはなかなか美味しい。回転ずしの定番であるのだから酢との相性はきっといいのだろう。次回も造れるだろうか・・。
条件:中潮 8:59満潮
潮流:6:15 転流 10:14 上り2.9ノット最強
釣果:真鯛(カスゴ含む)4匹 ハマチ6匹 マルアジ2匹 イサギ1匹
船底塗装を終えてすでに1週間、やっと出撃できる。しかし、その間に関東に襲来した台風19号の猛威は恐ろしかった。僕はうねりの中をゆっくり帰港しただけであったが、その豪雨の災害のニュースを見ているとまるで津波のようだ。去年は台風21号で強風の恐ろしさを体験したけれども洪水というもののイメージがまるで湧かない。この辺りでは紀の川がいちばん氾濫する可能性が高いのかもしれないが、あんな惨状を体験しなければならない時が来るのだろうか。かの地の人々には申し訳ないけれども、あと300キロ西にずれていたら一体どうなっていただろうかと胸をなでおろした。
早朝はタチウオ狙いだ。9月に入って紀の川河口のタチウオはめっきり姿を消してしまっていたけれども、ここ数日、タチウオ名人の「ゆういっちゃん」が再び船を出し始めた。ちなみに今朝も行っていた。僕も、次の釣行には新兵器を開発して出撃だと思っていたけれども、タチウオの再来のほうが早くなってしまったので通常兵器の使用になってしまった。しかし、「ゆういっちゃん」には釣れても僕にはアタリがさっぱりない。すぐに諦めて加太沖を目指した。
到着した時刻はほとんど潮が動いていないので早朝の鯵タイムを期待して田倉崎の沖からスタート。船団に混じって仕掛けを下すとすぐにアタリがあった。アジはアジだがマルアジだ。しかし、この季節のマルアジを侮ってはいけない。お腹の中には脂がたっぷりで真夏のマルアジとはまた一味もふた味も違うのだ。
2匹目のマルアジを釣り上げてもほかの船たちに動きがない。彼らはここで当分粘るようだ。
テッパンポイントはがら空きでそっちも気になるけれどもそこは郷に入っては郷に従えで僕もここで釣りを続行。そして次には真鯛がきた。郷に従っておいてよかった。その後2匹を追加。アタリがなくなってきたので意を決してテッパンポイントへ移動。しかし船がいないところにはやはり魚もいないようだ。アタリもないし、魚探にも反応がない。
1時間ほどやってみて、最後の1時間は前回ハマチのアタリがあった場所で勝負だと移動。少し釣果があるのでそこは少し余裕がある。
ちょうどこの場所へ入ったとき、魚探に大きな反応があった。まるでホワイトベースが弾幕を放っているかのように点々と魚の群れが映っている。急いで船を安定させて仕掛けを下すとすぐにアタリがあった。大きい。間違いなくメジロクラスだ。ハリスは5号、少し強引にやり取りをして仕掛けを手繰り寄せると、小さい・・。しかし、その下にまだ付いていた。合計3匹。そしてその一番下にはカスゴまで付いていた。6本の鉤に4匹の魚が食いついていたことになる。それは引くはずだ。
今年はハマチが多そうだ。前々回の釣行では地の瀬戸でナブラを見ていたので今日はキャスティング用のロッドも持ってきた。リップレスミノーをナブラの中に投げ込むと予想通りヒット。これはこれで楽しい。
その後、ハマチを1匹追加して午前10時55分に終了。
今日の天気はその台風の余波を引きずっているのか、予報もちょうど夜明け頃に少し雨が降るようだった。出航してしまえばなんとかあきらめはつくけれども、バイクに乗っているときに降られると悲しい。出航まではなんとか持ってくれたが、釣りをしている間はカッパを着たり脱いだりの繰り返しだ。
遠くでは雨の梯子と光の梯子が並んでいる。なんとも不思議な光景だ。
家に帰って魚をさばき終えてから「おしん」と「スカーレット」の録画を観てから港へ給油に向かおうとしたけれどもその頃には本降りになっていた。なんともはっきりしない天気だ。
そして、「スカーレット」。このドラマはなかなかいい感じだ。今回はあまり期待をせずに見始めたのだけれども、戸田恵梨香の芝居が光っている。昔、この人を初めてテレビで見たとき、言葉遣いはだらしなさそうだけれどもかなりの美人だと思ったものだが、その美人のオーラが完全に消し去られている。それほど役になりきっているというところだろうか。その他の登場人物もBK制作というところで関西弁がしっくりしているし、小さなボケと突っ込みの連続も面白い。ただ、少々不安であるのが、関東の人たちにこの吉本新喜劇風の展開が受け入れられているのかどうかである。これがわからない人はかわいそうだ・・。舞台は信楽。行ってみたいな~。「おしん」もいまは伊勢編を放送中なので1泊で両方を訪れてみるなんていうのはどうだろうか・・。
今日の獲物のハマチをきずしにしもらった。サバでは普通にやるわけだが、ハマチでもいけるらしい。はたしてそのとおりで、これはなかなか美味しい。回転ずしの定番であるのだから酢との相性はきっといいのだろう。次回も造れるだろうか・・。