イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2023年08月22日 | 2023釣り
場所:水軒沖
条件:小潮 2:44干潮 8:50満潮
釣果:ボウズ

今日は一応、母親を病院に連れて行くという理由で今月3回目の有給休暇を取ってしまった。こんなに休み続けると、しまいにはみんなにソッポを向かれてしまうのだろうな~・・。
でも、そこは割り切って休んでしまうのだ。どうせ、奴隷の身分から這い出ることはできないのだから。

船外機にガソリンを入れておきたいので、スタンドの開店時間である午前7時に合わせて釣りを終えようと考えている。

15年前にはこんなに釣れたのだが、それ以来8月1日からお盆まではこの場所でスズキが釣れるという法則を見出したものの、3年ほどであっけなく崩壊してしまった。その後もたびたび訪れてみたが法則が復活する兆しはない。しかし、それでも一縷の望みをたくして行ってみたくなるのである。法則からは1週間過ぎてしまっているが、スケジュール的にも今日は行ってみたいと考えていた。

出港は午前4時半。普通なら辺りは少し明るくなっているはずだが、今日は雲が多くて真っ暗だ。



慎重を期してゆっくり船を進める。というか、今年はやはり水温が高いのか、すでに船底がかなり汚れているのか、まったく速度が出ない。

双子島と大島、女島に囲まれた場所で錨を下ろして釣りをスタート。



しかし、まったく生体反応がない。いくら粘ってもこれはダメだろうと明るくなったのを見計らって沖の一文字の前へ移動。



ここからはジギングだ。100均ジグはやはり耐久性がなく、塗装はすでにボロボロになってしまっている。少し改造を加えて、塗装が剥げている部分を削り、アワビの殻を貼ってみた。もうちょっとうまくできるかと思ったが出来栄えは最低である。



それが悪いのか、ここでもまったくアタリはない。これではガソリンスタンドの開店を待たずに帰ることになりそうである。
と、思っていると、なんだかアタリのようなものがあった。ひょっとして何か魚がいるのかと思っていると、海面が少し騒がしくなってきた。これはボラではなさそうだ。
トップウォーターに結びなおして釣り始める。これにもアタリはなかったが、一度だけ水面を割ってきた魚があった。ただ、この魚は小さかった。先週釣ったツバスと同じくらいのサイズであったので釣っても仕方がないという感じであった。

結局、今日の獲物は電気ウキが1個だけであった。




こんなことをしていたら、港に戻った時間がちょうど午前7時になっていた。
ガソリンはまた値上がりしていて、今日はリッター171円までになっていた。ついでにバイクにも入れると3000円近くにもなってしまった。



トリガー条項というのウクライナ危機以来有名になったが、その頃にはすでに凍結されていた。元々、ガソリンや軽油に揮発油性を払いながらさらに消費税がかけられているのはおかしいという議論がありながらこれに対してこんな時くらい消費税を免除しろと野党も国民も何の声も上げないのはおかしいと思いながら、僕も声を上げないひとりなのである。
牧野富太郎の人生は、僕から見ると一族を破産に追い込んでまで植物の分類をこの人がやらなくても別のひとがやったのではないかと思っているので今期の朝ドラにはまったく共感ができないのである。だから、ガソリンの値段に対してもきっと誰かが声を上げてくれるだろうとしか思うことができない。まあ、仕事でもそうで、別に僕がやらなくてもほかの誰かがやるだろうと思っていては会社から評価を受けることはできないのである。
なんだかガソリンの価格表示版を見ながら自分の人生を振り返ってしまうのだ。

家に帰って病院に行き、今日の診察は早く終わったので今話題のビッグモーターに行ってきた。



ここはオイル交換が100円なのでずっと利用しているのだが、こんな状況なら早晩このサービスを止めてしまうかもしれないと思ったので交換時期まではもう少しあるけれどもとりあえず行ってみた。
事件は整備部品で起こったが、こんな時期だからこそメカニックもより丁寧に作業をしてくれるだろう。もちろん僕も監視の目を怠ることはしない。



去年、オイル交換に行った時には2時間以上待たされたが、今日は30分足らずの待ち時間であった。それはそうで、僕がいた時間帯、僕を含めて客は3人しかいなかった。会計のためにやってきた事務員に、「やっぱり、お客さんはすくないのかい?」と聞いてみると、力なく、「へへへ・・」と笑っているだけだった。この人たちには罪はないのだからかわいそうなものだ。
どこの会社も、まったく現場を顧みないものだとあらためて思うのである。

しかし、セールスマンはかなりガラの悪そうな感じで、店舗の清潔すぎるほどの清潔さとのギャップがありすぎた。やっぱりこの会社にはどこか影の部分を引きずっている部分があるのだろう。
とりあえずは撤退せずに残ってはいてもらいたいものだ。

コメント
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