イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

住金沖~加太沖釣行

2024年07月14日 | 2024釣り
場所:住金沖~加太沖釣行
条件:小潮6:06干潮
潮流:3:37転流 6:49下り2.1ノット最強
釣果:ボウズ

海の日の3連休、当初の予報では3日間とも雨であったが直前の予報で好転してきた。土曜日は気分の転換が間に合わず見送ったが今日は出船することにした。

去年、住金沖でハマチを釣ったのは8月の終わりだったが、先々週の住金一文字の沖には飲ませサビキをやっているらしき船が集まっていたのでとりあえず様子を見に行こうと考えた。

好転しているとはいえ元々の予報が雨だったので空は雲に覆われている。その分明るくなってくるのが遅く、木曜日の大雨の後では流木も警戒せねばならないとなるとその前にカブトムシの様子を見に行ってみた。
去年は今頃、すでに姿を見ることができたが今年はまったく見ることができず小さなカナブンが地面を這っているだけであった。




大雨の影響だろうか、それとも去年があまりにも多すぎたのであろうか・・。

港に到着して出港したのは午前4時40分。ちょうどいい感じの明るさである。



流木には十分注意していたつもりだったがやってしまった・・。紀ノ川の濁りの中、徐々にスロットルを開き始めた矢先であった。ウワァっと思ったが幸いにしてスクリューを曲げるほどの衝撃ではなかったようだ。とりあえず船は異常な振動を見せていない。

釣り公園の角に差し掛かった時、水面に波紋が見えた。ボラではなさそうな感じであったので禁断の仕掛けを流してみるが不発。そのまま住金一文字へ。



ベイトの具合はどうかと魚探を見てみると水面下は真っ赤だ。



さっそく仕掛けを下ろしてみるが鉤には乗らないのですぐに小型のサビキに変更してエサを確保。釣れてくるのはサバとイワシだ。どちらもすぐに死んでしまうのでいまいちだがこれを飲ませサビキの仕掛けに引っかけてアタリを待つ。すぐに前アタリがあったがこれはエサを盗られただけで終わった。
サビキでエサを釣って仕掛けを取り替えてアタリを待つの繰り返しをしていたが釣れたのはエソが2匹だけである。

住金一文字に沿って釣りを続けているとNさんたち一行がやってきた。今日は55センチの真鯛と40センチのイサギ、グレとアイゴは数えきれないぐらい釣ったそうだ。
帰りに立ち寄って魚を貰って帰ればよかったと思ったのである。



僕のここでの釣果というと、小アジが3匹だけだった。試しにサビキ仕掛けを海底まで下ろしたら3匹いっぺんに喰ってきた。エサにするには大きいけれども10匹もあれば干物にできるともう一度海底まで下ろしてみたがこれだけであった。
3匹だけではなにもできないのでこれはいつかやりたいと思っているタコ釣りのエサとして冷凍庫に入ってもらう。

ベイトの反応も鈍ってきたので下り潮の時間に合わせて加太に移動したが波が高い。本当はコイヅキに行きたかったけれども行ける感じはしない。そして西の空の黒さが余計にしり込みをさせる。



それに加えて朝の流木のヒットが尾を引いている。遠くへ行くのはあきらめて四国ポイントで仕掛けを下ろす。



魚探の反応はまったくなく、アタリもない。たまにアタリがあってもチャリコだ。これではやる気も起こらず午前9時を待たずに終了。

家に帰って図書館から100均へ。血合いを掃除するブラシを作るためのお風呂ブラシを買ってきたのだが、品質がどんどん落ちている。最初、1束あたりの毛の数が少なって、今度は毛の長さが短くなってしっまっていた。



原材料のコスト高に対抗して100円で売るための涙ぐましい努力をしてくれているのだと思う。どうせ、毛足を短く切って使っているのだからその手間が省けていいのだが、この分でいくと遠くない先には品揃えから消えていってしまうのだと思う。今日も逃げ切れない不都合を見つけてしまった・・。


そして翌日、水密が弱くなってきた時計のケースを新調してみた。



ずっと、タッパーの底をくりぬいてポリカの板を張り付けたケースを使っていたのだが5年の月日でケースが劣化してしまってボロボロになってしまった。



同じサイズで蓋が劣化してしまったタッパーを保存していたのでそれを使ってみたのだが、劣化したもの同士、蓋の密閉がうまくいかず最初からケースの内側に水滴が付いていた。
100均をうろついていると手ごろな大きさの水筒があり、水筒だから水密は完璧だろうと思ってケースに利用してみたらまずまずの出来で仕上がった。僕の指揮官であるシャア専用ザクの鎮座する場所が無くなってしまったのは残念であるがとりあえずこれで耐久性を見てみたいと思う。しかし、肝心のデジタル時計であるが、これもすでに100均の店頭からから姿を消してしまったようで同じものを見なくなった。せっかく専用のケースを作っても、これが故障してしまうとケースを作った意味がなくなる。ここにも逃げ切れない不都合な真実があったのである・・。

どんどん不都合な真実が増えてゆく・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする