場所:水軒沖
条件:大潮 7:29満潮
釣果:ボウズ(不戦敗)
今年の休日もあと4日。今日も午前10時に病院に行かねばならないが2時間だけコウイカを狙っての釣行を決行した。
明後日が冬至なので夜明けは遅い。
できるだけ釣りをする時間を稼ぎたいので今日も真っ暗の中で出港準備をしていた。燃料ホースのポンプをシュポシュポして、セルを回すとエンジンが始動しない。今日はこの冬一番の寒さだからエンジンがかかりにくいのかしらと思い何度もボタンを押すがダメだ。あんまり回しすぎるとセルモーターが焼け付くかもしれないのでこれはどこかが故障したと断定し、その後のことを考える。
このまま「わかやま〇しぇ」に行って冷凍コロッケを買って帰るか、大きい方の船を出して初期の目的を完遂するか・・。
下した決断は、今年の休日も残りが少ないのだからやはりここは行くべきだと考え、大きい船にエンジンの火を入れる。
この時点で午前6時48分。
港に戻らなければならないリミットは午前8時半だからおそらく釣りをできる時間は1時間ほどとなってしまった。それでも、うまくいけば1匹は釣れるだろう。
大きい船はスクリューに物を巻き込むとか船底に浮遊物を当ててしまうとかのトラブルを起こすと厄介なので港内は特に微速前進しかできない。もどかしいが仕方がない。
やっと一文字の切れ目にさしかかり、間から沖を見てみると、けっこう波が高い。それでも思い切って抜けてみるとこの船でもデッキの上で体を安定させるのが難しいほどの揺れだ。西からの風も強い。港までの道中、幹線道路沿いのコンビニの旗が大きくたなびいていたが、これは通行する車の風圧のせいであると思い込んでいたが、これは認知バイアスだったようだ。
とてもじゃないがイカを釣れるような状況ではない。底を取ることは無理だろう。写真を2枚だけ撮ってすぐに港へ引き返した。
帰りの道中、また池○マリンのお兄ちゃんに連絡しなくてはならないだろうな~。しかし、僕の小船は年末になるとご機嫌斜めになるなと2年前に修理を依頼したことを思い出していた。
しかし、セルは勢いよく回るのにどうして始動しないのか、原因をいろいろ考えてみた。最近は、燃料フィルターの中にガソリンを残すのはよくないと聞いたので帰港してからホースを抜いてガソリンを焚き切るようにしていた。オイル交換の時も試運転で同じことをしていたので、何らかの理由で燃料パイプが詰まってシリンダーまで入って行っていないのではないかと思い始めた。
帰る前にもう一度点検しなければと思い、ポンプは作動しているか、燃料の漏れはないかを見直しながら、ふとハンドルの方に目をやると、あれ・・、今日はキルスイッチの爪をはめ込んだかしら・・。と疑念が浮かんだ・・。ああ、原因はこれに違いない・・。改めて爪をはめ込んで始動させると、何事もなかったようにエンジンは回り始めた。
オイル交換に来たのにオイルを忘れ、年金を積み立てる口座のカードの行方を忘れ、毎回同じ手順で準備をしているはずのものを飛ばしてしまう。
物忘れのひどさに我ながら恐れを感じる。車の運転もそうだが、船の運転も命に関わる。なんとかここで踏みとどまらないとえらいことになりそうだ。
まあ、あの波をみていると、小船では相当危険であったに違いない。僕がキルスイッチの爪を入れ忘れたのは、今日はこの船に乗ると危険だよという神様のご宣託だったのかも知れないと思っているのは認知機能が衰えている中で顕れた認知バイアスという幻想だったりするのだろうか・・。
合わせて、船の老朽化に伴い脳みその劣化も順調に進んでいると楽観的に見ているしか仕方がないと痛感したのである・・。
忘れるというと、こんなこともあった。病院の駐車場は駐車サービスの登録をしてもらっても2時間以上停めていると200円かかる。前回、14日に行った時、何を思ったか、今日は承認してもらっているからタダだと小銭の準備をせずにゲートに入ってしまった。そこで気が付き、慌てて財布から200円を取り出すという失態をしてしまった。
今日はきちんと200円を準備してゲートに向かったが、母親の癌を診てもらう前に僕の脳みそを診てもらう方を急がねばならないのではないかと思い始めたのである。
条件:大潮 7:29満潮
釣果:ボウズ(不戦敗)
今年の休日もあと4日。今日も午前10時に病院に行かねばならないが2時間だけコウイカを狙っての釣行を決行した。
明後日が冬至なので夜明けは遅い。
できるだけ釣りをする時間を稼ぎたいので今日も真っ暗の中で出港準備をしていた。燃料ホースのポンプをシュポシュポして、セルを回すとエンジンが始動しない。今日はこの冬一番の寒さだからエンジンがかかりにくいのかしらと思い何度もボタンを押すがダメだ。あんまり回しすぎるとセルモーターが焼け付くかもしれないのでこれはどこかが故障したと断定し、その後のことを考える。
このまま「わかやま〇しぇ」に行って冷凍コロッケを買って帰るか、大きい方の船を出して初期の目的を完遂するか・・。
下した決断は、今年の休日も残りが少ないのだからやはりここは行くべきだと考え、大きい船にエンジンの火を入れる。
この時点で午前6時48分。
港に戻らなければならないリミットは午前8時半だからおそらく釣りをできる時間は1時間ほどとなってしまった。それでも、うまくいけば1匹は釣れるだろう。
大きい船はスクリューに物を巻き込むとか船底に浮遊物を当ててしまうとかのトラブルを起こすと厄介なので港内は特に微速前進しかできない。もどかしいが仕方がない。
やっと一文字の切れ目にさしかかり、間から沖を見てみると、けっこう波が高い。それでも思い切って抜けてみるとこの船でもデッキの上で体を安定させるのが難しいほどの揺れだ。西からの風も強い。港までの道中、幹線道路沿いのコンビニの旗が大きくたなびいていたが、これは通行する車の風圧のせいであると思い込んでいたが、これは認知バイアスだったようだ。
とてもじゃないがイカを釣れるような状況ではない。底を取ることは無理だろう。写真を2枚だけ撮ってすぐに港へ引き返した。
帰りの道中、また池○マリンのお兄ちゃんに連絡しなくてはならないだろうな~。しかし、僕の小船は年末になるとご機嫌斜めになるなと2年前に修理を依頼したことを思い出していた。
しかし、セルは勢いよく回るのにどうして始動しないのか、原因をいろいろ考えてみた。最近は、燃料フィルターの中にガソリンを残すのはよくないと聞いたので帰港してからホースを抜いてガソリンを焚き切るようにしていた。オイル交換の時も試運転で同じことをしていたので、何らかの理由で燃料パイプが詰まってシリンダーまで入って行っていないのではないかと思い始めた。
帰る前にもう一度点検しなければと思い、ポンプは作動しているか、燃料の漏れはないかを見直しながら、ふとハンドルの方に目をやると、あれ・・、今日はキルスイッチの爪をはめ込んだかしら・・。と疑念が浮かんだ・・。ああ、原因はこれに違いない・・。改めて爪をはめ込んで始動させると、何事もなかったようにエンジンは回り始めた。
オイル交換に来たのにオイルを忘れ、年金を積み立てる口座のカードの行方を忘れ、毎回同じ手順で準備をしているはずのものを飛ばしてしまう。
物忘れのひどさに我ながら恐れを感じる。車の運転もそうだが、船の運転も命に関わる。なんとかここで踏みとどまらないとえらいことになりそうだ。
まあ、あの波をみていると、小船では相当危険であったに違いない。僕がキルスイッチの爪を入れ忘れたのは、今日はこの船に乗ると危険だよという神様のご宣託だったのかも知れないと思っているのは認知機能が衰えている中で顕れた認知バイアスという幻想だったりするのだろうか・・。
合わせて、船の老朽化に伴い脳みその劣化も順調に進んでいると楽観的に見ているしか仕方がないと痛感したのである・・。
忘れるというと、こんなこともあった。病院の駐車場は駐車サービスの登録をしてもらっても2時間以上停めていると200円かかる。前回、14日に行った時、何を思ったか、今日は承認してもらっているからタダだと小銭の準備をせずにゲートに入ってしまった。そこで気が付き、慌てて財布から200円を取り出すという失態をしてしまった。
今日はきちんと200円を準備してゲートに向かったが、母親の癌を診てもらう前に僕の脳みそを診てもらう方を急がねばならないのではないかと思い始めたのである。
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