MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

読み聞かせボラ、勝手に一人反省会

2017年02月09日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
昨日、年中の娘と一緒にお雛様を出しました。

マンション住まいということもあり、我が家のお雛様はとても小さいサイズです。
毎年、絵本棚の上に飾っています。(1)


娘がお雛様の段飾りの写真を見ながら、お人形を飾ってくれました。

甘えん坊で、ママベッタリ、何事にもマイペースな娘ですが、
こんな細かいものまで、自分で飾れるようになり、成長を感じました。


さて、今日は、先日息子の小学校で、読み聞かせボラをしたときに
感じたことや反省点を綴ってみたいと思います。

もう小学校の読み聞かせボラを初めて、4年近くが経つというのに、
なかなか安定した読みができません。

低学年のクラスで絵本を読むと、子どもたちの反応もあり、
読み手としてはとてもやりやすいのですが、
高学年のクラスで絵本を読むと、リアクションがなく静かなので、
いつも以上に緊張してしまうのです。

その原因を、私なりに探ってみました。

・読む練習が足りていない。(図書館で借りた本は特に)
・練習不足が自身のなさにつながり、緊張してしまう。


家にある絵本は、かなりの回数を読んでいるので、
間違えることが少ないのですが、図書館で借りた絵本は、
手元にある期間が短いので、相当練習しないと読み間違えてしまいます。

1,2回読み間違えたくらいでは、聞き手も気になりませんが、
3,4回間違えると、さすがに聞き手も気になります。

フィギュアスケートなどでも、練習ではうまくいっていたのに、
本番のプレッシャーや独特の雰囲気にのまれて、
失敗してしまうケースを何度かテレビで見てきました。

練習を重ねている人でも、本番は失敗してしまうことがあるのだから
練習を重ねていない人は、もっと本番に失敗するリスクが高いのです

「たくさん練習したから大丈夫。自分を信じて!」

と、思えるほど読んでいないと、緊張に飲まれてボロボロになってしまいます。

今回の私は、まさにその典型的なパターンだったので、
苦手な舞台こそ、練習を積み重ねてから出なければと痛感しました

(家庭で自分の子どもと絵本を楽しむ分には、読む練習などしなくても平気です。)

小4の息子が、スポーツの習い事をしているので、

「試合で勝ちたいのなら、日ごろの練習を大事にしないと」

「稽古は裏切らないよ」

などと、息子によく言うのですが、自分のこととなると、これです・・・

「普段やっているから大丈夫だろう」という、慣れと油断が、自分の中にありました

何度も同じようなミスを繰り返している私ですが(1)
ママベッタリな娘が少しずつ成長しているように、
私も少しずつ、親として、絵本の読み手として、成長していけたらと思います。

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【注】

(1) 過去ログ 「そうはいってもリビングに絵本を置きたい」 に、昨年のお雛様の写真が載っている。

(2) 過去ログ 「図書館での読み聞かせの練習」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 中川李枝子 作 /山脇百合子 絵 『たんたのたんてい』 学研、1975年。
「年中の娘のリクエスト。ちょっと娘には難しかったかも。小1の男の子向け。」(児童書)

森智彦 著 『司書になるには』 ぺりかん社、2016年。
「司書の仕事の流れや内容をイメージできる本。司書になりたい人におすすめ。」