まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

ひとりで過ごす時間

2016年05月05日 | 日記

『春眠暁を覚えず』という言葉がありますが、50代半ばを過ぎたあたりから、暁以前に目がさめてしまうことが多くなってきました。

加齢にともない、質の良い睡眠時間は減ってくるのだとか。8時間以上ぐっすり眠れるのは高校生くらいまでで、65歳の平均は約6時間、75歳では5時間半くらいらしい。(4月6日 老いとともに 朝日新聞より)

『春眠暁を覚えず』というのは、どうやら高校生あたりまでのことのようで、それを基準に、最近眠れないと気に病んでもしたかがありませんね。

今の熟睡時間は、75歳平均の4~5時間くらい。ここ数年は、特に短くなったように思います。それでも、日中時間になんの支障もないので、これでいいんだと、素直に受け止めることにしました。
若い人たちより、一日3時間も余計にいろいろなことができるわけで、そう考えたら、眠らなくていいのも悪くはない。気持ちも楽です。

もう、集中した密度の濃い時間は過ごせませんが、自分のペースであればまだまだいろいろできます。
人とかかわるような時間の過ごし方は苦手なのですが、ひとりの時間を過ごす素材、ネタはけっこうあって、最近は、早く目覚めてしまった朝は、起きだして、夜明け前からひとりの時間を楽しんでいます。

元気に歳をとっていくには、自分の世界を維持するための前向きな衰弱のエネルギーが結構いるというとのようです。
でも、いつかはエネルギー切れで、無為に布団の中で時間を過ごす日々も来るのかな?
コメント (2)
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