外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

2022年イタリア・ヨルダン・トルコ周遊記(36)~フィレンツェはやっぱり美しかった編~

2025-01-04 18:37:48 | イタリア

 

 

年が変わって、2025年になってしまったが、皆様いかがお過ごしだろうか。私は里帰りしなかったので、年末年始も平常通り低速低空へろへろ飛行の日々。一応大晦日に大そうじをして、ベンチ飲み収めをし(2か所のベンチをハシゴ)、三が日は昼間から酒を飲んだが(夜はもちろんベンチ飲み)。

 

さて、今回も2022年の旅行記の続きで、イタリア編の始まりだ。とうとう3年前の話になってしまったな~

 

3か国周遊の旅の最終目的地イタリアでは、7月4日から帰国までの約10日間ずっとフィレンツェに滞在し、現地在住の友人達と会ったり少し遠出したりはしたものの、大体はフィレンツェの街中をうろうろしていただけ。カードのキャッシング限度額の問題でお金もあまり使えず、猛暑の波が来ていたこともあり、全体的にテンションが低めだった。

 

だから、もういっそのこと最後のイタリアは省いて、この延々と続く旅行記を強引に終わらせようかと思ったが、写真を見返してみたら、「ああ、イタリアはさすがヨーロッパだなあ、やっぱりフィレンツェは美しいなあ…」としんみりした気分になり、いずれまた行きたいという思いが湧いてきたので、旅の記録を残すという点でも、フィレンツェ滞在部分も省かず、一応記事にすることにした。日記形式にはせず、何回かに分けて写真をまとめて載せ、短い説明文を添える程度にして、ささっと終わらせるつもりだ。いんしゃーあっらー…

 

というわけで、今回はフィレンツェ街歩き編。滞在2日目にフィレンツェのチェントロ(中心部の歴史地区)を徘徊した時のこと。ほぼ時系列順に並べている(どうしても日記寄りになる体質)。

 

 

ドゥオーモの近くのバールでカッフェ・マッキアート

このバール(名前は知らない)はお店の人が感じよくて、テーブル席に立ち飲みと同じ料金で座れるので貴重

 

お菓子も種類が豊富

 

 

歩いているだけで街の歴史が感じられるチェントロの路地

 

オペラのアリアを歌うストリートミュージシャン

 

彼はとても上手だった。何気なく歩いていて、こういうパフォーマンスに遭遇すると、「ああ、フィレンツェ(イタリア)っていいところだな~」と思う。

 

 

 

 

お店のウインドウのディスプレイが美しい

 

 

 

フィレンツェの女王、ドゥオーモ様(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)

 

正面から見上げたらクーポラが見えない

 

 

そういえば、私はかつてフィレンツェでイタリア語を勉強していた頃、イタリア語作文の練習のために、「8月の暑い時期にドゥオーモがじりじり移動してアルノ川に水浴びに行く」という内容の短い童話(?)を書いたことがある。誰にも見せないまま、すっかりお蔵入りしていたが、今ちょっと読み返してみたら、内容はともかくイタリア語の文章のレベルがかなり高かった。今の私にはもう、こんな文章は書けないぜ…

 

 

馬車を引く馬さんは食事中

 

 

サン・ジョヴァンニ洗礼堂

 

「天国の門」(レプリカ)

 

 

オルサンミケーレ教会

 

オルサンミケーレ教会と言えば「やっとこの聖人」

正しくは、蹄鉄工の守護聖人「聖エリジオ」で、15世紀前半に蹄鉄工組合が作らせたものらしい。本物の像はオルサンミケーレ美術館に入っていて、教会の外の壁龕の中で仁王立ちしているのはレプリカ。

 

 

お鼻が金ぴかのイノシシ君

「Porcellino 」(ポルチェッリーノ=子豚ちゃん)と呼ばれているが、狩りで怪我をしたイノシシの像らしい。

 

イノシシ広場(正確にはPiazza del Mercato Nuovo)の奥のトリッパ屋さん。

ここはプラカップのワインが安い。美味しくないけど。

 

パラッツォ・ヴェッキオ(ヴェッキオ宮殿)

 

シニョリーア広場へ

 

パラッツォ・ヴェッキオの正面入口

 

入口上の飾り部分が好き

 

ネプチューンの泉

 

ロッジア・ディ・ランツィ(ランツィの回廊)はいつも混んでいる

 

ウッフィーツィ美術館

 

ウッフィーツィ美術館前のヒマそうな似顔絵かきの人

 

 

ポンテ・ヴェッキオ(ヴェッキオ橋)

 

 

 

ポンテ・ヴェッキオから見た風景(上流)

 

(下流)

 

ちょっと歩くだけでこんなに歴史的な観光名所に遭遇してしまうフィレンツェ、やっぱりすごいよね…外を歩くだけでも満足できてしまう。タダだし…

 

メディチ家礼拝堂

 

サン・ロレンツォ教会から中央市場周辺にかけて並ぶ露店

 

 

フィレンツェSMN駅の地下街のバール

 

可愛い犬がいたので撮らせてもらった。

 

 

パニーノが売り切れだったのでホットサンド

このバールもテーブル席に座ってもお金がかからず、全体的に安め。白ワインは美味しかったが、ハムとチーズのホットサンドは普通。こういうものは、どこで食べても同じ味だ。

 

駅構内のフェルトリネッリ書店

土産物も買えるし、バールもあるので便利

 

 

新聞(レプッブリカ紙)を買ったら、1.7ユーロだった(今のレートで約275円)。高い…

 

サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場

 

捨て子養育院のファサードの、布でぐるぐる巻きにされた赤ちゃんたち

 

 

夜に出かけた時に見たポンテ・ヴェッキオ

 

 

ウッフィーツィ美術館の中庭部分で夏季の夜間に無料で開催される屋外映画上映会に行った。

 

この日観たのは「Costa Brava, Lebanon」というレバノン映画

 

レバノンのゴミ・環境汚染問題を扱った意欲作だが…

 

明らかにB級映画だった。B級のレバノン映画を観たのは、これが初めてだ。

 

あら、ステキそうな映画ね、観てみたいわ!と思った人のための予告編(親切)

 

 

(続く)




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