ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

火山灰

2015-03-16 14:28:59 | 日記
何年か前に入っていた会は宗教ではなかったが、非常に宗教的でスピリチュアル的なこともやっていた。

その会を意見の相違から辞めたことは以前も書いたが、実はもうひとつ辞めようと思った理由があった。

これは会の人たちにも言っていない理由だったが。

それは会の幹部の方が、他の方に私のことを指して「ちょうどひとり霊能者が欲しいと思っていたんだ」とおっしゃったことがあった。

それを聞いて私は非常に驚いた。

「私は霊能者ではない。霊能力なんて持っていない」と反論したかった。

なぜ彼らがそのように思ったのか、あとで考えてみると、ちょうどその頃から頭の中に鮮明にまるで映画の画面をみているかのような映像が見えてくることが起こっていた。

しかし、このようなことは、私が10歳くらいまでは頻繁にあったことなので、自分としては特に驚くようなことでもなんでもなく、また見えるようになったなぁと思うくらいだった。

また、そのような体験について誰かに話したことはなかったので、このようなことは誰もが見える普通の事であって、それが特に珍しいことだとは思ってもいなかった。

ところで、鮮明な映像で見えてくるのは風景が多く、不思議なことに人間の姿はない。

(あまりにも大きな災害の前は人間の声、悲鳴や叫び声が聞こえることもあったが)

動物の姿は、多くはないがたまに見る。

子供の頃は、馬が目の前を駆けていく映像をよく見ていた。

それはさておき風景の映像だが、それは宇宙空間の映像や雄大な地球の自然などのほか、いわゆる災害の映像だったりと、良くも悪くも自然を感じさせるものが多い。

中でも、その美しさに非常に感動し、今でも記憶が蘇ってくるくらいに衝撃的なほど美しい映像を見たことがある。

それは、ちょうど会のメンバー数名で瞑想をしている時に見えてきた。

私の視線はまるで鳥のように上空から見ていた。

眼下に見えてきたのは、本当に美しい山々だった。

その山並みを見ながら、ここは間違いなく日本のどこかの山で、そこは北海道ではなく、本州のどこかの山だろうと思っていた。

眼下に見える山並みには、杉かヒノキだと思うが大きな木々が空に向かってまっすぐに美しく伸びていた。

できることならば地上に降りたいと思ったほどで、気品さえ感じるような美しい山脈だった。

実際に本州の山を空から見たことはないが、木々の様子などから北海道の山でないことは間違いないと思った。

(後日、記憶を頼りにパソコンで調べてみたが、それらしき山脈は見つけることができなかった)

あまりの美しい景色に、目を閉じたまま「きれい!きれい!これはどこの山なの?」と叫んでしまったほどだった。

そして私が急に叫びだしたものだから、一緒にいた会のメンバーさんたちは驚いてしまったが、私はその時に見たままのことを話した。

たぶん、それが会の幹部の方に伝わったのかもしれない。

だから、あのような発言になったのだろう。

ただ、そのような映像は自分の意思で自由に見ようと思って見られるものではなく、まして「これこれを見てくれ」なんて頼まれたって、絶対に無理だと思う。

期待されればされるほど、何か見なければいけないという思いに囚われて、自分の自我が作り上げた間違ったものを見てしまう恐れがある。

過去にマスコミによく顔を出していた霊能者さんなどもそうだが、報酬を受け取って相談を受けたりするようになると、いつか正確なことが伝えられなくなるのかもしれないと思う。

そもそも霊能力と言うとなにか特別な力のように聞こえるが、これは本来誰にでも備わっているものだと思う。

太古の昔、人間がみんな持っていたはずの危険を察知する自己防衛本能なのだろうと思う。

文明が発達するにつれ、徐々にそのような能力が退化してしまったのかもしれない。

・・・というわけで、長々と書いてしまったが、一体私は何を書きたかったのかというと、昨夜久しぶりに頭のスクリーンに映像が見えてきて、一人上映会をしたということを書きたかった。

昨夜、布団に入った途端、見えてきたのは山脈ではなくひとつの大きな山だった。

周囲がやけに白くぼやけている。

もっと良く見ようと集中すると、地上は一面白い灰に覆われていた。

火山が噴火したのだろうか?

たくさんの白い灰が積もっている。

まさか富士山ってことはないでしょうが・・・

ところで、今月末にひさしぶりに家族で一泊旅行に出かける予定をしている。

行くのは北海道の屋根「大雪山系」の山。

そういえば、あの辺は火山地帯だしなぁ。(ブルブル)

これは自己防衛本能か、はたまた妄想か・・・

念のためにお天気でも傘を持っていこうかな(火山灰避けに)







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