ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

祈り

2015-03-30 17:13:44 | 日記
毎朝、私は祈る。

まず神棚に向かって、この地球上に生かされている事に感謝の祈りを捧げる。

それから自分以外の生き物すべてが生かされている事に感謝の祈りを捧げる。

それは自分以外の人間はもちろんのこと動物たちや植物たち、そして虫たちも・・・とにかく全ての生き物たちが生かされている事に感謝して祈る。

次に先祖供養のために置かれた短冊に向かいお線香を立てて、生かされているに感謝の祈りを捧げる。

そして、顔も知らない多くの先祖やご縁のあった方々が、一人残らず光り輝く世界に行かれる事を願って祈りを捧げる。

ずっとこの生活を続けているので、もう祈りのない生活など考えられない。

祈ることを止めたら、まるでクリー○を入れないコーヒーのように味気ないものになることは間違いないと思う。(私はブラック派ですが・・・)

実は、この「祈り」というものは、人の心と身体の健康にとても良い影響を与えるという事が分かっているそうだ。

ただしそれは「良い祈り」をした場合に限られる。

祈りには「よい祈り」と「悪い祈り」があり、自分以外の他人のために祈ることが「よい祈り」であり、「あの人を蹴落としたい」「あの人が失敗すればいい」などという祈りが「悪い祈り」になる。

人間の脳には前頭前野内側部と呼ばれる部分があり、ここは自分の行動の評価を行っているところだそうだ。

脳が「よい祈りだ」と判断すると、ベーターエンドルフィンやドーパミン、オキシトシンなどの脳内快感物質が脳の中に分泌される。

なかでもベーターエンドルフィンは、脳を活性化させ、体の免疫力を高めていろいろな病気を予防する効果が期待できるとか。

さらに、ベーターエンドルフィンやオキシトシンが分泌されると、記憶力が高まり、集中力が高まることも医学的にすでに知られている。

一方「悪い祈り」と脳が判断した場合、ストレス物質であるコルチゾールという物質が分泌される。

コルチゾールは体に無くてはならないホルモンだが、過剰に分泌されてしまうと記憶の回路である「海馬」が萎縮してしまうことがわかっているそうだ。

とはいえ、心からそう思っていないのに他人の幸せを祈ると「それは偽善でしょ」と脳の中の前頭前野内側部がシビアに判断してストレスになってしまうので注意しなくてはいけない。

けっして無理をせずに自分以外の幸せも祈ることが、知らずに自分の運気を高めることになっているのだと思う。

私自身は、毎朝の祈りで自分のことをお願いすることはまったく無い。

たぶん個人的なことを祈ると、自分自身の胸の中心がもやもやとして気持ち悪くなるだろうと思う。

だから、これからも自分自身のことを祈ることはしないだろう。

そんなわけで毎朝、祈りの後は気分すっきり。「今日も頑張るぞ~」という気力が湧いてくる。

記憶力の方は、最近少々不安が出てきたが、脳の老化も祈りの効果ですこし遅くなっているのでは・・・?と信じている。










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