ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

映画をみる・・・

2018-09-13 15:50:08 | 日記
昨日は、食材やら割れてしまった食器の買い替えの為に久しぶりに買い物へ出かけた。

今は節電期間なので、お店はどこも照明を落としている。

特にスーパーはまだ入荷していない食品が数多くあり、からっぽの食品ケースは暗くしているので、全体的に店内が暗く感じる。

それに比べると、ホームセンターはスーパーと同様に照明は暗いが、お客さんが多く賑わっていた。

みなさん食器類や防災用品などを買い求めているようで、私も食器を見たり、物が落下して傷ついた床を直すための塗料を買ってきた。

それにしても、昨日までは気持ちが沈んだまま、どうにも浮上できずにいた。

いざ災害が起きると、報道を見過ぎて被災された方に共感してしまい精神が疲れる「共感うつ」になったり、実際に被災した人は、時間経過と共に気持ちが沈みがちになると聞いた。

私の場合、それもあるのかもしれないが、P太郎がいなくなったショックから立ち直れていない状況からの地震だったのがけっこうきつかった。

品薄状態の薄暗いスーパーの中を見て歩いていると、ますます気持ちが沈んだ。

夫曰く「店も街も明るくし過ぎていると思う。これくらいで丁度いい」とのことで、私もそれには賛成するが、普段よりも弱っている?時は、なかなかそれがつらい。

そんなわけで、気分転換に買い物へ出かけたつもりが、さらに落ち込んで帰宅した。

家に帰ってから、なんとなく映画が観たくなり加入している動画サイトを探していたら「しあわせのパン」という映画を見つけた。

2012年に公開された映画で、当時は観ていなかった映画だった。

まったく予備知識もなく見始めた映画だったが、あっという間に映画に惹き込まれてしまった。

まず風景が美しい・・・

画面の中の風が実際に感じられるようで、このロケ地は一体どこなのだろうかと思いながら観ていたら、なんと北海道の洞爺湖だった。

洞爺湖はこれまで幾度となく行った場所ではあるが、こんなにきれいな場所があったなんて全然知らなかった。

洞爺湖畔でカフェを営む若い夫婦(大泉洋さんと原田知世さん)のゆったりとした佇まいと優しさが、お店を訪れる傷ついた心のお客さんを癒してくれる。

美しい自然と美味しそうなコーヒーとパンと料理・・・

この映画を観ている途中で、無性にコーヒーが飲みたくなり、一時映画を中断してコーヒーを淹れてきた。

そして映画を見終わったあとは、カフェを訪れたお客のように元気になったような気がした。

というわけで、今日は元気に朝から働いていました。

地に足をつけて、今日も一日、懸命に生きようと思える映画です。

疲れた方におススメかな・・・







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