ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

お芋

2020-11-25 15:37:58 | 日記

車で30分ほどの行ったところにある直売所に野菜を買いに行ってきた。

11月も下旬になると、野菜の種類が少なくなっているだろうなあと思って行ったのだが、意外や沢山の野菜が売られていた。

露地物のカボチャやジャガイモ、玉ねぎ、大根が種類豊富に並んでいたし、ハウス栽培のほうれん草や小松菜、水菜やわさび菜などの葉物野菜も充実していた。

山と積まれた野菜を見ると、野菜好きとしては、がぜん購買意欲が湧いてくる。

あれも美味しそう、これも美味しそうと次々とカゴに入れていったらあっという間に二つのカゴがいっぱいになった。(でもそんなに高くならないのが野菜の良いところ)

今回は旬の山わさびがあったので購入。

山わさびとは白いわさびで、よく知られている緑のわさびと違って畑で育つ。すり下ろして醤油を垂らし、熱々ご飯の上にのせて食べるととても美味しい。鼻につーんとくる辛味がクセになる。

それから地物ではないが、さつまいもも買った。

さつまいもは道央や道南でも栽培しているそうだが、ほとんど市場では見かけない。どこにあるのだろう?

ところで徳島県の道の駅で、袋詰めされた立派なさつまいもが、たったの300円で売られているのを見た。

帰ったら300円でこんな良いさつまいもは買えないし、、、と、買おうかどうしようか真剣に悩んだが、結局持ち帰ることを考えて買うのを止めた。

帰ってからもずっと300円のさつまいもが脳裏にちらついていたので、ついさつまいもを買ってしまった。

道内でお芋と言えばジャガイモのことをいう。

今は「じゃがバター」とか言って、道内の観光ホテルでビュッフェの料理の中に並んでいたりするのを見かけるが、私は決してそれに手を伸ばすことはない。(ジャガイモは嫌いではないが)

子どもの頃、日曜日のお昼ご飯と言えばジャガイモだった。

母が大鍋いっぱいにジャガイモをふかして、バターをつけて食べた。

最初は美味しいと思って食べるのだが、途中からだんだん飽きてくる。

もうこれ以上食べられないと思うまで食べて、残ったお芋は潰して芋団子を作り、後日のおやつになった。

大人になってじゃがバターや芋団子が食べたくないのは、子どもの頃に食べすぎたからではないかと思う(贅沢だけど、、、)

でもさつまいもは違った。

滅多にさつまいもは食べられなかったが、たまに食べるさつまいもの天ぷらや蒸したさつまいもは私の中ではスイーツだった。

さつまいもはたまにしか食べられない特別なお芋だと思っていた。

今は食べようと思えば、いつでもさつまいもを食べられる様になった。

でも、やっぱり今でも分類はスイーツかもしれない。

ところで四国観光でホテルに着く前にバスガイドさんが苦笑いしながらおっしゃった。「次のホテルの食事は、さつまいもばかり出てきます。サラダに煮物に揚げ物にと何にでも入っていますから覚悟してくださいね」

覚悟どころか、さつまいも大歓迎。どれもみんな美味しかった。

たださつまいもを食べ慣れているガイドさんにとっては、覚悟が必要なのかもしれない。私のじゃがバターのように。

 

 


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